こんにちは!美容系の会社で社内のシステムを一人で担っているひとり情シスの暗黒卿ことナカムラ (@sys_nakamura) です。お仕事の関係でネイルチップにジェルを塗って作品を描いてみることになりました。
そして本当に経験がない私でもなんだかそれっぽい作品ができて痛く感動しているので、今回は私でも描けた『ピーコックネイル』というネイルデザインの作り方を公開したいと思います。
ちなみに、今回の作品はお仕事の関係でカルジェルエデュケーターのナガハシさんからプライベートレッスンを受けて作りました。やっぱりプロのネイルテクニシャンはすごい!
ナガハシさんは Web で直伝のネイルレシピも公開しております。純粋にブロガーという目線でみても手順をしっかり書けていてわかりやすい記事なのではないかと思っています。 (ブログも WordPress でカッコイイですしね)
まえおき - 私のスペックを簡単に紹介
タイトルに「初めてジェルネイルを描く人でも」とつけてしまっているので簡単にですが私のスペックを紹介したいと思います。
- 男性だし元々はネイルアートに興味無し
- ジェルネイルをまともに塗るのは 3 回目
- 親は画家だが才能は引き継がず絵の具アートは下手
- お酒の飲み過ぎか手が日常的に震えている
- 図工は「2」、美術は「5」
- 筆よりはペンで描いたほうがマシ
私のスペックは大体こんな感じです。ちなみに鉛筆とか色鉛筆とかボールペンでは時々絵を描くこともあります。実際に描いてみるとこんな感じです。
この絵は三冠馬オルフェーブルの絵です。ペンだと普通くらいには描けるのかなとも思いますが、残念ながら私は画家の息子というサラブレッドとしての血は引き継がず、絵の具と筆だと全く描けないし慢性的に手が震えているのでまっすぐ線が引けません。
そんな私でも今回このようにピーコックネイルが作れたので多分本当に誰でも描けると思います。
さて、まえおきが長くなってしまいましたがここからピーコックネイルの作り方を紹介したいと思います。
ピーコックネイルの作り方
今回の工程で使用したジェルは全てカルジェルです。実際に使用した色についても紹介をしたいと思います。完成までの工程は 3 回硬化をするので全部で 3 層作ることになります。
全体の流れを図にしてみました
一層目
一層目に使うのはカルジェルのシルキーホワイト (WH03) です。
まずはこの WH03 を満遍なく塗っていきます。塗るときですが筆はなるべく短く持ちます。
ジェルをポットから取るときは筆の片面だけにジェルがつくようにとるのがポイントです。両面についてしまった場合にはポットのフチで片面のジェルを落ちます。片面だけでジェルを取れるようになると、自爪に塗る際にジェルが皮膚につきにくくなります。
塗り終えたらクリスタランプ (UV ランプ) で 120 秒硬化します。
一層目で使用したジェルと道具
二層目
二層目で使用するジェルは以下のものになります。
- カルジェルクリア (CG00)
- スイートベリー (PI04) とコンペティションホワイト (CW) を混ぜたピンク
- キャンディレッド (RE05)
- クリームピンク (CG46)
- コバルトブルー (BL03) とコンペティションホワイト (CW) を混ぜた水色
まずはカルジェルクリアをポットから取って満遍なく塗っていきます。
クリアを塗ったらピンクを中央にのせていきます。ここから何色かのせていくことになりますが、色と色が少しずつ被さっても問題ありません。キッチリ隣り合わせにしようとするとスペースが空いてしまうので、多少同居させるような感覚でのせていきます。
筆圧を弱めるコツ
塗る時のイメージとしてはベッタリ塗るというよりも筆圧を少し弱めて広げていく感じです。 (じゃないとクリアが剥がれるので) この「筆圧を弱める」は私もイメージがしばらく掴めなかったのですが、筆を引いて弱めようとするよりも筆をつかむ時に指の腹と指の腹で持つようにして握りを弱めると、自然と筆圧が弱まるのではないかと思います。
ピンクを塗る箇所はこんな感じです。中央に塗っていきます。
このくらい塗ります。
ピンクを塗り終えたらキャンディレッド (RE05) をポットから取ってのせていきます。
位置は逆さになっても構いませんが RE05 を塗る配置はこのようになります。爪の先端に一箇所、根本に一箇所のせていきます。
こんな感じになるまで塗っていきます。
RE05 を塗り終えたら クリームピンク (CG46) をポットから取ってのせていきます。
CG46 をのせる位置はこんな感じです。こうやって空いているスペースに塗っていき、最終的にはカラーが塗られていない領域はないようにしていきます。
こんな感じになるまで塗ります。
CG46 を塗り終えたら水色をまだ塗れていない空いているスペースにのせます。
鮮明な色があるとピーコックのインパクトの強くなるので最後の水色もしっかりとのせていきます。
色をのせる作業はこれで完了です。お疲れ様でした!
マーブル筆で線を引いていく
ここからがピーコックネイルの仕上げ部分になります。ピーコックネイルとはのせた色に細筆で線を引いていくことで孔雀の羽根のような柄を連想させるドラッグアートの一種です。線はこのマーブル筆という細筆で引いていきます。
線を引く際のポイントは線を引き終える終点を一箇所決めます。そしてその終点に向かって片側から不規則的に線を引いていきます。 (均等に引くより不規則のほうが仕上がりがカッコよくなります)
終点を決めて片側から不規則な幅をもたせて線を引いていきます。このようにして引いていきます。
線をすべて引き終えたらクリスタランプ (UV ランプ) で 180 秒硬化します。
二層目で使用したジェルと道具
三層目
三層目は仕上げとして 2 月に発売されたばかりの新製品であるカルジェル トップジェル (CGTGS) を塗ります。
仕上げとなるトップジェルはポットから本当にたっぷり取って
満遍なく塗っていきます。
カルジェル トップジェルを満遍なく塗り終えたら 30 秒硬化をして最後にカルガードで未硬化部分を拭き取れば完成です。
三層目で使用したジェルと道具
そして完成したのがこちら
まとめ
普段から IT 系の手順を書く記事は書き慣れていますが、まさかネイルの手順を書くのがこんなに大変とは。。余裕で 3 時間くらいは記事を書くのに費やしました(笑)
今回の作品ですが、見本を見せられた時には絶対に今の私では描けないと思っていましたが、意外や意外!私でも描けちゃいました。仕上がった作品の感じは何やらウニャウニャしていますが、作業工程はそれほど難しいものはないので、本当に初めてジェルネイルを塗る方でも出来ると思います。むしろ初めてジェルネイルを塗るときは単色をしっかり塗るほうが難しいかも。。。
今回のプライベートレッスンではピーコック以外にもデニム柄や宇宙柄も教わったので、また改めてこれらの手順も記事で紹介したいと思います。
それにしても出来栄えが良すぎて本当に嬉しいです。思わずテンションが上がりました。今回は私もそれなりに集中しながら作業に没頭したというのもありますが、恐らく先生の教え方が良かったのでしょう。ナガハシさんありがとうございました。
そんなナガハシさんが施術をしている MOGA・BROOK BEAUTY STUDIO は昨年お休みをしていたようですが、 4 月から施術やプライベートレッスンも再開しているようです。
そしてカルジェルは昨年の 10 月より一般向けにも販売を開始しているようです。これまでカルジェルをさわったことがなかった方も今がチャンス!爪へのダメージが少ない品質の良さが売りとのことなので、ぜひぜひ ID を持っていない方もさわってみてください。
それでは!
こんな記事も書いています