首相 大学への企業投資 今後10年間で3倍目指す
政府と経済界の代表らによる官民対話の会合で、安倍総理大臣は、企業の研究施設を備えた大学などの戦略研究拠点を少なくとも5か所作るなど、産学連携を強化し、企業から大学などへの投資を今後10年間で3倍に増やすことを目指す考えを示しました。
総理大臣官邸で開かれた政府と経済界の代表らによる官民対話の会合には、安倍総理大臣や石原経済再生担当大臣、経団連の榊原会長のほか、民間企業の経営者などが出席しました。
この中で民間企業の経営者などは、人工知能などを駆使した「第4次産業革命」を目指し、コンピュータープログラミング教育を公教育で拡大することや、健康・医療に関する情報などビッグデータを利活用するための基盤整備の必要性を指摘しました。
これを受けて安倍総理大臣は「世界に先駆けた第4次産業革命を実現する」と述べ、世界トップレベルの大学教授や企業の研究施設を備えた大学などの戦略研究拠点を来年度中に少なくとも5か所作るなど、産学連携を強化して、企業から大学などへの投資を今後10年間で3倍に増やすことを目指す考えを示しました。
また安倍総理大臣は、自動車の自動走行の実現に必要な地図を早ければ再来年までに実用化するために、自動車メーカーや地図会社を集めて企業の枠を超えて仕様を統一することや、新薬研究などに生かすため治療や検査のデータを収集し、個人が特定されないよう匿名化して安全に管理する機関を創設するための法整備などを目指す考えを示しました。
この中で民間企業の経営者などは、人工知能などを駆使した「第4次産業革命」を目指し、コンピュータープログラミング教育を公教育で拡大することや、健康・医療に関する情報などビッグデータを利活用するための基盤整備の必要性を指摘しました。
これを受けて安倍総理大臣は「世界に先駆けた第4次産業革命を実現する」と述べ、世界トップレベルの大学教授や企業の研究施設を備えた大学などの戦略研究拠点を来年度中に少なくとも5か所作るなど、産学連携を強化して、企業から大学などへの投資を今後10年間で3倍に増やすことを目指す考えを示しました。
また安倍総理大臣は、自動車の自動走行の実現に必要な地図を早ければ再来年までに実用化するために、自動車メーカーや地図会社を集めて企業の枠を超えて仕様を統一することや、新薬研究などに生かすため治療や検査のデータを収集し、個人が特定されないよう匿名化して安全に管理する機関を創設するための法整備などを目指す考えを示しました。