やたら「プロ」って言う人いませんか?
「やはりそこはプロの方にお任せしたい」
「私はプロではないので・・・」
「プロのご意見をお伺いしたく・・・」
ええええええええええい!!!!!プロプロうっせーわ。
そもそもプロとは?
そもそも、「プロ」とは、「プロフェッショナル」の略ですよね。
《「プロフェッショナル」の略》ある物事を職業として行い、それで生計を立てている人。本職。くろうと。「その道の―」「―顔負けの腕前」「―ゴルファー」
つまり、自分がやることでお金をもらっているか否かというわけです。だから、よく新入社員なんかは、新人研修や意識高い系上司から言われますよね。
「お前は給料をもらう以上はそのプロなんだからしっかりしろ」
って。
うるせーよってね。給料は給料だ、それにプロもクソもあるかってんだってな。
いや、わかるんですよ、すごく。お金もらう以上は、その分の仕事はきちんとしなければなりませんよ。
わかるんだけどなー、なんでしょうかこのぞわぞわ感。なんかむず痒いというか、違和感を感じるわけです。
実際、従業員が10人以上の時もありましたが(会社譲渡前)、別にプロ意識なんて求めてなかったです。給料分のことをやってくれればOKと思ってましたし。
プロって偉いの?
ていうか、プロって偉いんですか?
その反対はアマチュアってことでしょ?アマチュアって、要するに素人ってことですよね。
その区分なだけじゃないですか?玄人⇔素人という定義なだけでしょ。プロをやたら持ち上げようとするのって何でしょうか。
別に、それでお金をもらうのは、それはそれでいいんです。それなりの対価を渡すのであれば。それがプロなんでしょう。
でも、それだけじゃないですか。お金をもらうから、それに対するサービスをする。それ以上も以下もないんですよ。
そこにプロの概念とか出すと、うーーーーんなんか気持ち悪いってなっちゃうんですよね。
別に高尚なものでもなんでもないんですよ。その道で生計立てているから、そこには詳しいだろう、だから、意見を聞きたい。
まぁ、その意味で言っているんでしょうが、この「プロ」という言葉から出てくるモヤッとしたものは何なんでしょう。
プロがよく使われるようになった要因って
そもそも、「プロ」という言葉がよく使われるようになったのって原因は何でしょう。
この人かな?イチローがメジャーで活躍するようになって、「プロフェッショナルとは」みたいな単語がやたら出てくるようになった気がします。
そもそも、「プロ」って言葉は、プロ野球選手とかプロサッカー選手とか、スポーツ界隈でよく耳にする言葉だったはずなんですが、いつの間にかビジネス界隈でも聞かれるようになりました。
コンサルタント界隈で「プロフェッショナル」という言葉が流行ったのもあるんだろうなと思います。
言葉の定義としては間違ってないと思うんだけどなぁ・・・。なんか、「意識高い系」に通ずるものを感じてしまうw
引越し屋さんに対して「プロ」って言います?あんまし言わないですよね。引っ越し屋さんじゃない人が「アマ」かっていうとそうでもないし。
じゃぁ、経営コンサルタントは「プロ」ですか?それでお金をもらっていない人は「アマ」?もしくは、見合う成果を出せないコンサルタントはアマ?それなら、経営者のほうがよっぽど「プロ」だと思うんだけどな―。
結局このぞわぞわした感じはどうしてなのかわかりませんが、結論として僕が言いたいのは、
お金をもらう以上はその分のサービスは提供しなければならないが、だからといってそれを「プロ」というのはなんか変だぞ?
ということ。今後も、聞く度にぞわぞわした感覚になってしまうんでしょう・・・。
最後に
全然話変わりますが、先日書いたこの記事が、やたらPV多いなーと思っていました。
もう2週間前なんで、落ち着いていい頃なんですが、まだ安定してPVがある。
どうしてだろうなと思っていたら、
この2つの記事はブックマークが200とか300とか引くほどついててバズってるんですが、このブックマークページの関連エントリに、僕の記事が載っていたんです。
記事についているブックマークの、下に行くと現れる箇所ですね。
この関連から来ているPVが、土日で合計100PV近くあり、別にそんな大した数でもないですが、そういうアクセスの仕方もあるんだなぁと1つ勉強になった次第です。
では!