文化庁移転 東京の文化芸術団体との連携強化を

文化庁移転 東京の文化芸術団体との連携強化を
今月就任した文化庁の宮田亮平長官はNHKなどとのインタビューで、文化庁の京都府への移転にあたっては、東京に集中している文化芸術団体との連携を一層強化していく必要があるという認識を示しました。
この中で宮田長官は、文化庁の京都府への移転について「大胆な発想を持つということはおもしろい気がするが、費用などいろんな条件が重なれば、マイナスの意見が出てくる場合がある」と指摘しました。
そのうえで、宮田長官は「京都には文化財の集積はあるが、情報量の集積があるかどうかは少し疑問だ。そのためのインフラを作ることが大きな課題の1つだ」と述べ、文化庁の京都府への移転にあたっては、東京に集中している文化芸術団体との連携を一層強化していく必要があるという認識を示しました。