空の旅を体感 サンシャイン60の展望台改修
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東京・池袋の高層ビル、サンシャイン60の展望台が1年間の改修工事を終えてリニューアルオープンすることになり、最新の技術を使って空の旅を体感できるアトラクションなどが報道陣に公開されました。
高さがおよそ240メートルある東京・池袋のサンシャイン60は、昭和53年に国内で最も高いビルとしてオープンし、池袋のランドマークとして親しまれてきましたが、超高層ビルの建設が相次いだこともあって来場者の落ち込みが続いていました。
このため、新たな魅力を作り出そうと去年5月から改修工事が行われ、12日、リニューアルされた地上60階の展望台が報道陣に公開されました。
新しい展望台は「SKY CIRCUS」(スカイ・サーカス)と名付けられ、“体感する展望台”をテーマに最新の技術を使ったさまざまなアトラクションを楽しむことができます。
このうち大砲の形をしたアトラクションは、ゴーグルを着けて乗り込むと、バーチャルリアリティーの技術で目の前に未来の東京の街並みが映し出され、発射された弾丸になって空を飛び回る感覚を味わうことができます。
また、人の動きに反応するセンサーが付いた大画面の前に立つと、雲や雷のCGの合成映像が映し出され、雲を集めたり竜巻を起こしたりして天気を自由に操る遊びを体験できます。
さらに展望台からの眺めも、一部の床を高くし窓際に近づけるようにして、足元に広がる臨場感のある景色を楽しめるようなりました。
サンシャインシティ経営企画部の稲垣正和課長は「高さという優位性が薄れるなかで新たな魅力を模索してきました。見るだけじゃない五感で感じる展望台を楽しんでもらいたい」と話していました。
サンシャイン60の展望台は今月21日にリニューアルオープンします。
このため、新たな魅力を作り出そうと去年5月から改修工事が行われ、12日、リニューアルされた地上60階の展望台が報道陣に公開されました。
新しい展望台は「SKY CIRCUS」(スカイ・サーカス)と名付けられ、“体感する展望台”をテーマに最新の技術を使ったさまざまなアトラクションを楽しむことができます。
このうち大砲の形をしたアトラクションは、ゴーグルを着けて乗り込むと、バーチャルリアリティーの技術で目の前に未来の東京の街並みが映し出され、発射された弾丸になって空を飛び回る感覚を味わうことができます。
また、人の動きに反応するセンサーが付いた大画面の前に立つと、雲や雷のCGの合成映像が映し出され、雲を集めたり竜巻を起こしたりして天気を自由に操る遊びを体験できます。
さらに展望台からの眺めも、一部の床を高くし窓際に近づけるようにして、足元に広がる臨場感のある景色を楽しめるようなりました。
サンシャインシティ経営企画部の稲垣正和課長は「高さという優位性が薄れるなかで新たな魅力を模索してきました。見るだけじゃない五感で感じる展望台を楽しんでもらいたい」と話していました。
サンシャイン60の展望台は今月21日にリニューアルオープンします。
東京の新観光スポットに 年間80万人来場を
サンシャイン60は、太平洋戦争のA級戦犯が収容されたいわゆる巣鴨プリズンの跡地に再開発されたサンシャインシティの中核施設として、昭和53年にオープンしました。
ビルの高さは、当時国内で最も高いおよそ240メートル。当時は大勢の修学旅行生が訪れるなど「大都会・東京」を象徴する場所として人気を集め、地上60階の展望台を訪れる人はピーク時で年間およそ260万人に上りました。
しかし、平成に入って東京都庁の第一本庁舎や横浜ランドマークタワーなどサンシャイン60を上回る超高層ビルの建設が相次いだことなどから来場者は減少し、ここ数年は40万人ほどで推移していました。このため運営会社では新たな魅力を作り出そうと、去年5月から25億円かけて展望台の改修工事を行い、リニューアルオープンすることになりました。
運営会社では、サンシャイン60の展望台を東京の新しい観光スポットとしてアピールし、オープンから1年で80万人の来場者を見込んでいるということです。
ビルの高さは、当時国内で最も高いおよそ240メートル。当時は大勢の修学旅行生が訪れるなど「大都会・東京」を象徴する場所として人気を集め、地上60階の展望台を訪れる人はピーク時で年間およそ260万人に上りました。
しかし、平成に入って東京都庁の第一本庁舎や横浜ランドマークタワーなどサンシャイン60を上回る超高層ビルの建設が相次いだことなどから来場者は減少し、ここ数年は40万人ほどで推移していました。このため運営会社では新たな魅力を作り出そうと、去年5月から25億円かけて展望台の改修工事を行い、リニューアルオープンすることになりました。
運営会社では、サンシャイン60の展望台を東京の新しい観光スポットとしてアピールし、オープンから1年で80万人の来場者を見込んでいるということです。