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~転職活動の質が上がるエージェントとの関わり方~

転職エージェントはこう使え!
~転職活動の質が上がるエージェントとの関わり方~

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転職を思い立った人が、はじめに行うアクションは、たいてい次の3つの順番となります。





つまり、多くの場合は「入社したい企業」や「待遇」「キャリアパス」など、何らかの具体的な”希望”を抱いた後に転職エージェントに連絡するのです。”現職での不満”などの転職動機を持った直後にエージェントに連絡するわけではなく、むしろ今後の”明るい未来”を思い浮かべて、その未来に対して助言してくれることを期待して連絡するのです。



ところが、転職エージェントを訪問した際に、この期待は音を立てて崩れ去ります。



なぜなら、担当するキャリアアドバイザーとの面談で最初に問われることは「なぜ今の会社を辞めるのか?」という、”現職での不満”を思い起こさせる地に足の着いた質問だからです。そして、一通りの職務経歴をヒアリングされた後に、半ば一方的に入社可能な会社がいくつか提示される形で面談が締めくくられるのです。応募者自身も、訪問前に抱いていた”希望”や”明るい未来”は、いつしか到底手の届かない高嶺の花になり、次第にキャリアアドバイザーによる現実的な提案を受け入れる妥協心が芽生えてきてしまうのです。





そもそも、転職エージェントの仕事は、応募者が実際に入社してはじめて売り上げが発生するものです。ですから、応募者に対して現実的な進路を提案したり、募集意欲の高い企業を紹介するのは、キャリアアドバイザーとしては当然のことであり、その意味で応募者の”希望”は二の次”になるのです。



では、転職エージェントとどのように関われば、自分の納得のいく転職活動を進められるのでしょうか?良質な活動には何が必要なのでしょうか?ここでは、転職活動を自分のペースで進められ、効率的に自分の希望を叶える関わり方を紹介します。




1:登録フェーズでのポイント


転職エージェントを効果的に活用するために、最初のコンタクトとなる登録フォームへの記入を工夫すると良いでしょう。登録時に、次のステップである面談で確認したいことや自分の希望を率直に記載するのです。

例えば、「面談ではまず私がA社に入社できる可能性があるかを診断してほしいです」や、もっと率直に「A社にエントリーしたいです」と書くのです。



このように記載すると、キャリアアドバイザーは面談の冒頭でA社について触れてくれる確率が高くなります。提案を受けるのではなく、こちらから提案をするのです。




2:面談フェーズでのポイント


転職エージェントを訪問すると、最初は必ずキャリアアドバイザーと面談を行います。
そのほとんどが一方的にヒアリングを受ける形式となるのですが、受け身になってアドバイザーのペースで話が進んでしまっていると感じたら、あえてこちらから逆質問してみましょう。

例えば、自分の「市場価値」を質問してみることです。



本来、キャリアアドバイザーは絶対的な見方です。つまり、あなたが転職を希望して活動している限り、目的の達成に向けて徹底的に応援してくれる存在です。具体的には、転職市場におけるあなた自身の価値(強み、優位性など)を相対的に把握し、それを企業にアピールして売り込んでくれるのです。



ですから、彼らの膨大な応募者データベースをもとに、他の候補者と比べて何が優位で、逆に企業側から懸念される点は何かを、面談を通して理解しましょう



キャリアアドバイザーの目線は非常に客観的で、時には厳しい現実も伝えてくれます。しかし、弱点を事前に知れば面接までに対策することもできます。自分を客観的に知ることで、何をアピールして、何を補えばよいかを把握できるというメリットがあるのです。ですから、ぜひとも市場価値を質問してみることをお勧めします




3:選考フェーズでのポイント


自分が希望する企業に応募できることになれば、後は内定を勝ち取るための活動となります。



ここでも、キャリアアドバイザーの豊富な経験を大いに活用しましょう。転職においては必ずしも同じ業界の企業に応募するとは限りません。別の業界にチャレンジする場合や、それほど詳しく知らない企業にエントリーする可能性もあるでしょう。

そのような時は「模擬面接」を依頼しましょう。模擬面接を依頼されたキャリアアドバイザーは、応募企業に関する有効な情報(例えば欲しい人材像や直近の採用傾向)を営業職員に確認してくれます。その上で面接官の役を演じてくれるのです。



質問の答えが同じでも、応募する企業によってその回答への評価が異なるため、キャリアアドバイザーとしても事前に予備知識を習得しておく必要がありますが、まさにこれこそが狙いなのです。実践的な面接で演習し、有効性の高い情報を入手することで万全の準備ができるようになります。



尚、この考え方には1点注意事項があります。それは決してメールなどで簡易に情報を得ようとしないことです。いくら絶対的な見方の立場にあるキャリアアドバイザーであっても、リアルな情報をメールで返答することは難しいものです。恐らく、表面的な情報しか得られずに終わることでしょう。少し面倒であっても、対面での質問とすることが重要ですし、中でももっとも効果的なのは模擬面接を申し込むことなのです。





4:まとめ


これまで記載してきたとおり、転職活動の質を上げるためには、転職エージェントに対してプロアクティブな行動を取ることが重要です。



無償でサービスを受けられることで、どちらかと言えば転職エージェントとの関係性は遠慮がちになるものです。しかし、転職活動は自分の進路を決める非常に大切な取り組みです。



後悔の念を抱くことは絶対にNGです。自分から質問や依頼をする思い切りを持ち、キャリアアドバイザーが持っている貴重な情報を引き出して効率的に活動しましょう。

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