いや、行ってきたっていうか居るんですけど。もう1年くらい居着いてるんですけど。生まれてから十数年間居着いてまた最近居着きだしただけですけど。徒歩10分から20分くらいの近場ですけど。無職になって実家に帰って1年近く。年金を払えって内容のたちの悪い恐怖の手紙が届いたので、とりあえず数カ月分をコンビニに払いに行ってきた。で、その帰り、天気が良かったので散歩がてらにフラフラ近くを歩きながら写真を撮った。
桜みたいなのが咲いてて綺麗。桜は花粉症の原因になるんだろうか。ヒャッハー杉の木は全部伐採だー!みたいな世紀末感あふれる花粉症過激派もいるようだけど、桜も花粉症の症状をひどくさせるものだったら、みんな桜とどういう距離感を持とうとするのだろうか。杉の木は全部なくなっても困らなそうだけど、桜の木は1本切っただけで非難轟々になりそうだし。
奥のほうの山は3000mくらいの山。まだ雪は溶けてないらしい。
川。
さっきの山を、もう少し開けたところから撮る。
十数年住んでてもこの看板の辺りで事故があったなんて一度足りとも聞いたことがないし、1時間の散歩中で3台しか走ってる車を見かけなかったし、昔からそんな感じだし、この堂々と嘘をついていくストロングスタイルは嫌いじゃない。
これはなんだろう。梅の花?よくわからない。でも綺麗。けど花粉ばらまいてたら綺麗でも許さない。花粉殺すべし、慈悲はない。
ここから見える夕日の沈む風景がすごく綺麗らしい。グッドデザイン賞的な、自治体が勝手に決めたなんか夕暮れの綺麗な場所100選の場所の1つらしい。
軽トラと山に残る雪が印象的だったりそうでもなかったり。
田舎の行く末を暗示させるような一枚だったり別にそうでもなかったり。
さっきのグッドデザイン賞的なところからちょっと上ったところから。こっちのほうが綺麗な感じする。
別角度から。
一見何の変哲もない道端の雑草。だけど、よく目を凝らして見て欲しい。普通の雑草に見えるがよくよく見てみると…いや、別に何もない。間違えてボタン押して撮っちゃったのを更に間違えてアップロードしただけ。
さっき「事故多し注意」って言ってたやん。400m手前で言ってたことと違うやん。いや、でも親子の心の道というものこそ事故が多いもので…とかそういう深い意味があったりするのか…?と勝手な深読みが出来ないこともないけど…とか色々考えてみたけど、どっちも余った看板適当な場所に置きましたというのが実相と考えるのが一番妥当。
これ以上ないくらいド直球ストレートな道なのに蛇行注意する必要ないだろ!と思ったけど、昼間でも日当たり悪いので冬の間は道に積もった雪が全然溶けなくて蛇行するんだろうな…。
ここ絶対猟奇的な殺人が起こるやつだろ。サスペンスとかホラー映画の舞台になる場所だろ。電話が繋がらなくて助けも呼べず電線も切られて猛吹雪で外に出られない!みたいな状況に陥るやつだろ。ハリウッド版貞子みたいな感じで日本版シャイニングを作ったら、この写真がキービジュアルに入っててもおかしくないだろ。
小川と退廃感あふれる廃小屋。雪の残る山とかよりインパクトも無く印象も薄いしけど、こういう廃小屋のようなどうしようもない風景が好き。何か心象風景と親しいところがあるから好きになれるんだろうか。
何気なく見てる風景を意識して見ると、色々突っ込みどころがあるのだなぁと思った。