ソニーは5月21日より、ハイレゾ音源再生や4Kパススルーに対応しながらも、高さ約58mmの薄型デザインを実現したサウンドバー『HT-NT5』を発売します。同社オンラインストアでの価格は、7万9880円(税別)。
ハイレゾ音源の再生が可能で、DSD 2.8MHz/5.6MHz(リニアPCM変換)、WAV/AIFF/FLAC/ALACの192kHz/24bitまでの音源再生に対応しています。
バースピーカー部には、ソフトドーム型の14mmトゥイーター×2、アコースティックサスペンション型の60mmコーンウーファーを左右に備えています。サブウーファー部にはΣ型磁気回路を採用、歪みが少なく力強い低音を再生できるとしています。
アンプの実用最大出力は、フロントが75W×2、35W×2、25W×2で、サブウーファは130W。ハイレゾ対応のデジタルアンプ技術「S-Master HX」も採用しています。また、バーチャルサラウンド機能「S-Force PROフロントサラウンド」や、ボリュームを絞っても豊かな音場効果を発揮する「サウンドオプティマイザー」も搭載しています。
通信接続は、有線・無線LANに対応し、音楽配信サービスを楽しめるGoogle Castも利用可能です。Bluetooth接続したスマートフォン内の音楽再生も行え、対応コーデックは、AAC/SBCのほか、ハイレゾ相当の音質を実現するLDACもサポートするのも特徴です。
さらに、別売のh.ear go(SRS-HG1)といったワイヤレスサラウンド対応スピーカー2台と無線接続し、それらをリアスピーカーとして使うことも可能です。なお、本機能は6月以降の本体のソフトウェアアップデートにて対応する予定。
映像も4K/HDRパススルーに対応し、再生機から本製品を経由し、テレビに高画質の映像を出力できます。
本体の大きさはサウンドバーが1080×58×127mm(壁掛け用ブラケット、フロントグリル非装着時)で、サブウーファーが約190×382×386mm。重さはそれぞれ約3.2kg、約8.1kgです。