今回はリクエストいただきました、わたしのいままで行ってきた習い事についての話を書こうと思います。20代なかばにして習い事中毒だったので、かなり長くなったー(5000文字だ!)
これから習い事をしようと思っている人、子供に何の習い事をさせたらいいのかしらと思っている人、に参考になればいいと思います。
書いていくのは時系列順。よかったら最後までお付き合いくださいませませ。
クラッシクバレエ
3歳からスタート。物心ついたときには踊ってました。なんでやりたいって言ったかも覚えていませんが「やりたい」って言ったそうな。これが一番長くて、7年間続けました。
でも、途中で嫌になったので7年目で親にお願いしてやめさせてもらいました。当時の父と母は「ひとつのことを長く続けなさい」という考え方だったので反対されたんですね。
たしかに、のちに「続けとけばよかった!」と思う時が来る。しかし、いまはあの時にやめて良かったとも思います。
とにかくお金がかかる習い事らしい。
通っていた子供はお医者さんや薬剤師の子供が多かったイメージ。というかそういう人しかいなかった。まじで。
7年やっていましたが、1日休むと取り戻すのに3日かかる世界。
辞めたあとは姿勢も悪くなり、O脚にもなりました。やってた時は綺麗だったみたいです。
メリットとしては、保育園から小学校まで踊りがほかの子よりもうまいので、劇で主役をやったり、センターをやったり、先生に褒められることが多いこと。それは素直に嬉しかった。
あとわたしは、大学受験と入学してから役に立ったかな。周りはほとんどクラッシクバレエ経験者だったので。
ピアノ
仲いい友達がやっていたので始める。先生があんまり良くなく、ただ弾くだけだった。楽しい記憶はない。先生のチョイス、教室のチョイスは大切。
友達にアジアで何位みたいなスゲー子がいたので、わたしの地域のピアノに対するモチベーションは低かったかもしれない(笑)
メリット
楽譜が読めるようになるので、大きくなってからバンドや音楽の授業の発表では役に立つ。あと、保母さん目指す人は学校に入るときにピアノがいるので、できると幅が広がるのかもな。
今もちょっとは弾けるよ!
バトミントン
これまた友達がやっていたので始めた。変なおじさんが体育館に連れて行ってくれて教えてくれてた。普通にたのしかったので、習い事というか遊びって感じ。一回のレッスン料が500円だった。
このときにはじめて、バトミントンに実はちゃんとした打ち方とか拾い方があるというのを初めて知った。そりゃそうか。
友達とワイワイやってて楽しかったけど、おじさんが怪しかったのでやめた。笑
ダンス
オープンしたてのダンス教室へ。イケイケな感じで、先生は某アーティストのバックダンサー出身の人だった。教室に入るときの挨拶が「おはようございます」である。夜でもだよ。変なの。
5年ほど続けた。
HIPHOPとJAZZを習った。が、先生が無口だったため(今思うとあんまり教え方がうまくない)今やっている振り付けがなんというジャンルなのかさっぱり分からず、ただひたすら踊っていた。きちんと教えて欲しかったな。
また、レッスン者が多く、イベントも多かったので、年齢関係なく大勢の人と話せたのはよかったかもしれない。コミュニケーション能力が磨かれたかも。
また、メリットとして、ダンスは披露する場が多い。なので、できると褒められる機会も増えるわけです。小学校~大学までダンスが一番役に立たちました。
運動会も文化祭もその点は、自信満々に挑める。しかしその分、振り付けを考えるなどの負担も大きかったけど、それが大学まで直結したので別によかったかな。
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フラワーアレンジメント
母に連れられて。
とくに覚えてないけど、楽しかった。自由だし。
近くの花屋さんに行っていた。
料理
まだ中学生ぐらいだけど母に連れられて習いに行っていた。
マクロビオティック料理だったので、ぜんぜん美味しくなかったな。笑
人参のゼリーとか作ってた。
料理の基本というより、ワイワイ女同士でやるって感じだった。
数回しかいってないので、なんともいえません。
けど、個人的に料理はできるけど、好きではないので
なんで習いにいかなきゃいけないねーん。っていまは思うのであった。
料理好きな人…うらやますぃー
好きこそものの上手なれ。やで。
花道
流派は池坊(いけのぼう)
高校の部活で「廃部の危機だから入って!」と言われて入部。
部員数2人。友達とワイワイやりました。
習い事にカウントしていいかわからないけど、近所の師範がきて丁寧に教えてくれていたので習い事にカウントしようと思う。
流派があるので、きちんと流派にのっとって、剣山に花をさしていきます。
池坊おすすめ。
型があったほうが逆に面白いということ、型の大切さを知りました。
決められた中でいかに遊びを見つけるか、美しくするか。
それを考えるのが楽しかったです。
また、さしている間は無心になるので気持ちいい。
花の名前を知れるのもいい。
フリースタイル?もあるので、オアシスに自由にさすときもあります。さした花を校長室に持っていくことが日課だったので校長先生と仲良くなりました。
また習いたいかと言われると「習いたい」と思える習い事。
結婚式やプレゼントでお花をもらった時に、家でパパパッと飾れるようになったのも華道を習っていたおかげかなあと思います。
うちなる美を開花させたい。
お花とふれあいたい。
無心になりたい。
趣を感じたい。
そんな人におすすめ!一押し!
着付け
これも母に連れられて…かな。
浴衣が着れるようになりました!習うと意外と簡単。
胸がなくて大量のタオルを詰められた思い出…(く、くそー!)
マンツーマンで教えてもらったので、わかりやすかったです。
これは一度習っとくと、着物への基本的な知識、お作法が身につくので大和撫子としてはマストにしたいぐらいの習い事です。
演技
某スクールに習いにいっていました。
しかし、お金がかかるのですぐに辞めました。
事務所のスクール系はお金稼ぎのためにあるだけのものがほとんどなので、都会にいるなら劇団に入るとかしたほうがいいと思う。田舎でも探せば何個かは劇団があるんじゃないかな?
また、子供がよくわかってないうちから子役事務所に入れるなんてダメ絶対派です。なかなか大変な世界だから子供は子供らしく外で走りまわらせましょう。そっちのほうが素晴らしい感性が磨かれると思います。
でも、レッスン自体は本当に楽しかったです。授業中も出された課題をずっと考えていました。なぜこの人はこの台詞を言うんだろう。台詞の中にある意図はなんだろう。ってひたすら考える。
好きな教科は国語で、できれば登場人物の気持ちをずっと考えていたいタイプだったので、台本読むのが楽しくて仕方がなかった。
一度やりはじめると、夢中になってしまう世界かもしれないなあ。
こういうサイトでワークショップ募集してるので、大人になってちょっとやってみたいなら行ってみるといいかもしれない。
ボイストレーニング
短期間だけ必要だったので習いました。
歌うことは好きだし、暇さえあれば鼻歌マシーンになるので、今でも習いに行きたいなと思いますルルル〜♫
自分のもってる音階を半音あげるためには1年のレッスンが必要ってどこかのキャッツな先生が言っていたので
短期間では劇的に上手くはなりませんでしたが、歌う時の意識の持ち方がわかったかな。
ミュージカルダンス
短期間のワークショップへ。
あまりに激しすぎて、初レッスンが終わった次の日に身体が激痛で起き上がれなかった思い出がある。痛かったぜ…
やったことなかったのでぜんぜんついていけずに楽しめなかったな。でもミュージカルは大好きなんだ・・・!
ウォーキング
これはとてもよかった。それに先生が好きでした。サバサバしていて。
歩き方や姿勢って本当に大切なんだということを再確認しました。歩き方一つで腰痛が治ったりするぐらいだよ!
意外ときちんと歩けてるって思ってても、日常の歩き方が汚かったりします。
日常の歩き方と
モデルとしての歩き方を学んだ。
ファッションショーに数回出た時と、ミスなんちゃらバースに出た時に役に立ったかなぁ。でも日常的にも役にたつことばかり。先生との相性は、この先生が一番バッチリだった!
立つだけO脚革命 DVD付 たったひとつのポーズを覚えればO脚がなおる! (
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水泳
やってないと思ってたらやってたぜ…!
といっても、短期スクールに通っただけだけど。
陸上部だったものから言わせてもらうと、走って痩せるより泳いで痩せたほうが身体にはいい気がする!水の中で、ぼーっとひたすらゆっくり泳ぐのが気持ちいい。
水中エアロビクスは意外ときついので、やってみる価値アリ。
以上…!
これで全部です。長いのもあれば、すぐ辞めたものもあります。
とにかくやりたいと思ったらやらずにはいられない性格だったので、こんだけの量をやってきました。
でも、不安からくる行動だったのでたくさんやることをおすすめは致しません。
どっかの宝塚になるつもりかい!?という声が聞こえてきそうなラインナップですが、まぁそういうことをやっていてお金を貰うときもあったので全部自分の糧になってると思えば、いい体験だったかなと思います。
今でも習いたいなと思うのは、花道です。楽しかった。
子供にたくさん習い事をさせるのは考えもの。
実を言うとバレエ、ピアノ、ダンス、バトミントンは全部並行してやってました。それに加えて部活もしていたので今考えるとアホかと。ぜんぜん自分の時間がなかった。
自分でやりたい!といったことでしたが、当時はとにかく将来に焦っていたので(小学生なのにね)何かやってないと落ち着かなかったんです。それに加えて、厳しい母親、忙しい家業、兄弟の世話(わたしは4人兄弟の長女です)があったので、若いうちからとても疲れてしまいました。
子供は外で友達と汚れながら遊ぶのが一番感性が育つと思う。遊ぶ時期にきちんと遊ぶのも大切なのでは。なので習い事のセーブは親がやりましょう。
ほんとは習い事なんて必要ない!きちんとした愛情さえ与えとけばそれなりに自信持ってすくすく育つよ!わたしはこんだけやってきたけど自信なかったよ!
一流になりたければ一流に学べ
習い事教室もピンからキリまでです。私は田舎だったので近所のおばちゃんたちに習うことがおおかったです。
一流になりたければ一流の先生のところへ通ったほうが早いです。
楽しくやりたいだけなら、楽しい気が合う先生のところに行こう。
ただ一流になればなるほどお金はかかるのかなーって思う。でも、ぜんぜん教え方から理論から違いますからね。そういうのを知りたいなら、きちんとした先生のところへいこう。
金銭的な話
大学生になってからは自分でバイトしたお金でレッスンに行っていました。
幼少時の習い事は親に感謝。ちなみにわたしの実家は昔は裕福だったんですが、あとから貧乏になったんでお金持ちではありません。この話はまた今度。
なぜやるのかを考えよう
習い事を始める前に「なぜやるのか」を考えとくと続くかもしれませんね。楽しくやりたいだけなのか、先生になりたいのか、などなど。
まとめ
結局わたしは自分に足りないものを感じて、足すように習い事をやってきたわけです。もちろんできることも増えたし、楽しかったこともあります。
でも、ほんとうはそんなことしなくても最初から人は自信をもってていいとわたしは思っています。
なので楽しそうだからはじめるのはOK
でも、自分に自信がないからはじめるのはちょっと考えたほうがいいかもしれないですね。こんだけ習い事しても、わたしは自信なんてもてなかった。結局は自信は自分を信じることなのだ…外にはなくて、内にあるものなんだ…
終わり。