G7各国外相夫人 平和公園で原爆の犠牲者を追悼

G7各国外相夫人 平和公園で原爆の犠牲者を追悼
G7=主要7か国の外相会合で広島市を訪問している各国の外相の夫人は10日午後、平和公園を訪れ、原爆の犠牲者を追悼しました。
広島市で開かれているG7の外相会合には、イギリスのハモンド外相のスーザン夫人やフランスのエロー外相のブリジット夫人など4人の夫人が海外から参加しています。
夫人たちは10日午後、岸田外務大臣の裕子夫人とともに広島市の平和公園を訪れ、原爆資料館を見学して被爆者から被爆体験を聞きました。
続いて5人は原爆慰霊碑を訪れて、そろって花を手向け、原爆で犠牲になった人たちを追悼しました。
このあと5人は広島市にある広島女学院高校を訪れ、邦楽部の生徒たちによる琴の演奏を聞きました。そして、学校で盛んに行っている平和学習の内容について説明を受け、夫人たちはグループに分かれて生徒と交流しました。
参加した女子生徒の1人は「いろいろな話ができてうれしかったです。広島にいる間に原爆について知ってもらい、平和への思いをさらに強めてもらいたいです」と話していました。