長時間のフライトに慣れることがなかなかできない人は多いのではないでしょうか。というのも、フライト中に眠れないと、現地に到着してからひどい時差ボケに悩まされてしまい、現地で仕事なり観光なりを最初からフルスロットで出来ないことがしばしばあるからです。私もその一人で、飛行機の中で快眠している人を見ると羨ましいです。*
*ちなみに私は常にエコノミークラスです。
長時間のフライトをどのようにして快適な旅へと変えてしまえる方法を整理してみました。
①直行で、②夕方出発の飛行機を予約する(③しかも安上りで)
予約の際にはフライト条件に注意する必要があります。私が心がけている点は以下の点です。
①ルート:少し高くても直行便をとる
私は直行便しか乗りません。
トランジットを一度でもすれば、数時間のタイムロスにな り、待ち時間がもったいないからです。それにトランジットするほど、ドア・ツー・ドアの時間が長くなり、疲労もたまります。せっかく高いお金払って移動しているのであれば、少し多く払ってでも直行便を使うことで自由に使える時間を増やすことができます。
下の「③値段:安く飛行機を予約する」の中で、安く飛行機を予約する方法を載せていますが、ニュースレターの活用とうまく組み合わせると、直行便でもそれほど高くはなりません。
②出発時間:夕方以降出発の便をとる
10時間以上のフライトだと、機中で寝ることで着いたときに感じる疲労感が全く違ってきます。30分でも寝れるのと全く寝れないのでは差が出てきます。出発してから食事が一度でて、大体3-4時間くらいで消灯になるので、そのタイミングで寝るためにはやはり夕方出発が一番です。
体が夜だと認識して、睡眠に入りやすくなります。
③値段:安く飛行機を予約する
私は基本、JALを使っています。JALやANAは高いイメージがありますが、ニュースレターを購読したりしておくと、安いタイミングやセール期間を教えてくれます。
そのため、ニュースレターと組み合われば、値段も抑えられます。
私はドイツ向けのニュースレターを購読していますが、日本在住者向けにも似たようなサービスがあるみたいです。(↓)
*JALの回し者ではありませんが、JALの機内サービスは他の航空会社よりも優れているというのが私の実感です。座席も広めで、食べ物もおいしいです。
JALの前はルフトハンザを常用していましたが、客室乗務員のサービスの雑さが気になってしまいました。その後、たまたまJALに乗ったところJALの快適さが気に入ってしまいました。もうルフトハンザには戻れません。
出発前の1週間
早起きを実践する
すでに出発前に、体のリズムを到着地の時間に合わせておきましょう。そのためには毎日できる限り早く起きて、そして早く寝るということをしてみるのがおすすめです。できれば毎日1時間ずつ生活リズムをずらせればいいのですが、無理であれば出発日にいつもより2時間早く起きれるようにもってくればいいと思います。
そうすることで、出発当日も機中で眠気を引き寄せることができますし、現地でも時差ぼけを最小限に抑えられます。
飛行機の中
①時間の過ごし方を計画する
さてもう飛行機の中です。まずは、何をするのか計画しましょう。目を使う、それもディスプレイを眺めることは脳に刺激を与えるので眠りを妨げます。ですので、消灯以降はディスプレイを眺めないようにしたほうがいいです。
機中の過ごし方は以下の通りです。
読書
映画にがっつかない。さすがに4本も映画を見ると飽きるので、まずはどんな映画があるのか吟味して、見る作品を厳選する。
映画
1、2本映画を見る。
音楽
次第に映画にも飽きてくるので、目を休ませるためにも音楽を聴きながら、眠気を誘う。
就寝
Zzzzzzz
自由行動
眠気がなくなったらあとは自由に過ごします。映画でもいいですし、読書でもいいでしょう。
さて座席で寝ることになりますが、そのままだと首がガクガクして寝れません。寝れたと思っても、ガクっ頭が落ちてしまい起きます。1分毎の眠りでは休んだ気にもなりません。ですので、U字型の枕を買っておきましょう。下のような枕です。
これがあると首が座ります。1時間でも寝れればしめたものです。
②乾燥対策
飛行機の中の空気は乾燥しやすいので、鼻が痛くなることがあります。そのときはぜひマスクをしましょう。
マスクの内側には、吐いた息の水分が滞留するので、喉や鼻の乾燥を防ぐことができます。
(日本製 PM2.5対応)超快適マスク プリ-ツタイプ ふつう 30枚入(unicharm)
- 出版社/メーカー: ユニチャーム
- 発売日: 2015/09/01
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③アルコールは控えめに
飛行機の中でアルコールを飲んでいる人がいますが、あれは健康上よくないです。利尿作用があるので、(脚の)むくみやエコノミークラス症候群にもつながりかねないそうです。私はなぜかここ数年は、トマトジュースに塩コショウを入れたものしか飲んでいません。
やたらとトマトジュースしか頼まない人を見つけたら、それは私かもしれません。
着陸後
なるべく現地の時間に合わせて寝ましょう。眠たいときに寝るといつまでたっても時差ボケが治りません。
その時に考えてしまいがちなのは、「○○(元にいた国)だったら今は何時か」ということです。これを考えてしまうと、いつまでたっても現地の時間通りに生活、特に就寝ができません。
一日一時間ずつ体内時計は調節されていくので、最初の数日は無理をしてでも昼間は起きていましょう。
以上のことに気を付けると、長期フライトの居心地が少しは改善するのではないでしょうか。少なくとも、もう乗りたくないという気持ちはなくなるでしょう。
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