韓国総選挙 第3政党が支持伸ばす 与党は下落傾向
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韓国で13日に投票が行われる総選挙では、与党のセヌリ党は支持が下落傾向にあるのに対し、第3政党の「国民の党」が支持を伸ばしていて、党を率いるアン・チョルス(安哲秀)氏は来年の大統領選挙への立候補に向けて存在感を高めています。
韓国では4年に一度の総選挙の投票が今月13日に近づいていて、与野党ともに、来年12月の大統領選挙に向けて勢力の拡大を図ろうと経済の活性化策などを公約に掲げて支持を訴えています。
しかし、与党のセヌリ党は、公認候補を選ぶ過程でパク・クネ(朴槿恵)大統領に近いグループと大統領と距離を置くグループとの対立があらわになったことで有権者から批判を浴びて支持が下落傾向になっています。
このため、セヌリ党は、国会の定数300議席のうち、今回の獲得議席の目標を当初の180議席から過半数を下回る135議席へと大幅に下方修正せざるをえなくなりました。
これに対し、最大野党から分裂する形でアン・チョルス氏が発足させた第3の政党、「国民の党」が支持を伸ばしていて、韓国の世論調査機関「リアルメーター」が6日に発表した選挙前最後の調査によりますと、「国民の党」は直近の4週間で支持率が6ポイント上がり、16.8%となりました。
総選挙で存在感を高めているアン氏は、来年の大統領選挙への立候補に意欲を持っていて、どれだけ大統領選挙に向けて勢いをつけられるかに注目が集まっています。
しかし、与党のセヌリ党は、公認候補を選ぶ過程でパク・クネ(朴槿恵)大統領に近いグループと大統領と距離を置くグループとの対立があらわになったことで有権者から批判を浴びて支持が下落傾向になっています。
このため、セヌリ党は、国会の定数300議席のうち、今回の獲得議席の目標を当初の180議席から過半数を下回る135議席へと大幅に下方修正せざるをえなくなりました。
これに対し、最大野党から分裂する形でアン・チョルス氏が発足させた第3の政党、「国民の党」が支持を伸ばしていて、韓国の世論調査機関「リアルメーター」が6日に発表した選挙前最後の調査によりますと、「国民の党」は直近の4週間で支持率が6ポイント上がり、16.8%となりました。
総選挙で存在感を高めているアン氏は、来年の大統領選挙への立候補に意欲を持っていて、どれだけ大統領選挙に向けて勢いをつけられるかに注目が集まっています。