看板に偽りありでは・・・
このブログのタイトル「アンノン・ゲーム」は、私の愛猫にちなんだものなんですが、
最近、彼の出番がほとんどありませんでした。
あんのんがなかなか写真を撮らせなかったのもありますが、
自宅が築39年の古いアパートなので、
部屋をあまり見せたくないという理由があったんですよ。
(お辞儀あんのん)
みのひとつだになきぞ悲しき
その昔、武蔵の国に太田道灌(おおたどうかん)という偉いお侍がいました。
ある日のこと。
彼は主君の命令で領地の見回りに出かけたんですが、
急に雨に降られてしまって、どうしたものかと困ってしまいました。
すると、近くに一軒の民家をみつけたんです。
「ここで雨よけの蓑を借りよう」と思い、
道灌がその家の中に入ると、少女が出てきて山吹の花を渡しました。
【お侍様、お恥ずかしゅうございます】
彼女はそう言うと、部屋の奥に戻ってしまったのです。
結局、道灌は雨よけの蓑を借りることができず、
不機嫌なまま居城に帰りました。
少女が花を渡してくれた意味がわかりません。
道灌に色恋の情でもあったのかと思いきや、
そんな雰囲気はまったくありませんでした。
何かの謎かけなのだろうと思い、同僚の武将に尋ねてみました。
「ああ、それは雨よけの蓑ひとつも貸せないほど、暮らしが貧しいということだ」
「確かにあの家はみずぼらしかったな」
「山吹は実のならない花で有名だ。こんな歌があるのを知ってるか?」
『七重八重 花は咲けども 山吹の みのひとつだに なきぞ悲しき』
(ツチノコあんのん)
いっそボンビーを売りにする
その古い例え話の時代といまでは、
まったく生活様式が異なるので、貧困の基準は違いますが、
わが家は決してキラキラした暮らしはしていないんですよ。
サブウェイのサンドイッチをご馳走と思うくらいですから。
でも、「幸せ!ボンビーガール」という番組があるので、
質素な部屋が愛猫と写っても大丈夫なんでしょうね。
(横顔あんのん)
娘にはてなブログを奨めた件
先日、このブログのアクセス数が2万PVを超えたと娘に話しました。
すると彼女はすごく驚いて、「私もやってみたい!」と言ったんです。
もともと親子して文章を書くのが好きで、
家ではいろんなアイデアを出し合って切磋琢磨しています。
娘は高校時代にJUGEMで日記を書いていましたが、
それがなかなかセンスのある文章だったんですよ。
もし彼女がはてなブログをはじめたら、
私より早くホットエントリーに入るかも知れません。
強力なライバル出現はいいですね。
(おすましあんのん)
まとめ
あんのんファンのみなさんは、
「ちっとも出てこないけど、何かあったの?」とご心配されたかも知れませんが、
彼は『よく食べ・よく遊び・よく眠り』でとても元気ですよ。
来月の16日にはめでたく満10歳になります。
娘も近々はてなデビューすると思うので、
二重のお祝いができますね。
(今日も綺麗なアンモニャイト)