同じ言葉をかけても“動く人”と“動かない人”がいます。
例えば、アナタが保険会社から「この生命保険いいですよ! 入りませんか?」と言われた時に、どんな対応を取りますか?
私の場合、
「なぜ入らなければならないのか」と思ってしまう人なので、“動かない人”に分類されますが、
「入ります」という“動く人”もこの世の中にはたくさんいらっしゃいます。
実は、人は「どんな時に動くのか」はある程度知ることができます。
今回は“人がどんな時に動く”のかをタイプ別にまとめて紹介していきたいと思います。
※営業でノルマや利益を出さなければならない人は是非、最後まで読まれることをオススメします。
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1.「なぜ」タイプ
私のように、
「なぜ入らなければならないのか」と思う人は、「なぜ」タイプになります。
私を例に出すと、おそらく物事をとても慎重に選ぶ人が多いのではないでしょうか。
その為に、勢いまかせで選ぶのではなく自分を納得させてから物事を進む人です。
特徴としては、何かをする理由を明確にしないと首を縦に振ることはありません。
逆に、する理由を明確にすれば自分が納得したことになるので、ドンドン進んでくれるようになります。
先ほどの保険を例に出すと、
相手が入らなければならない理由を言うということです。
つまり、自分だったらどう言えば納得するかをまず考えてみてください。
私は今よりも将来を軸にしている人なので、「将来、アナタにもしものことがあった場合、子供がうんちゃらかんちゃら」言えば入ります(笑)
2.「なに」タイプ
「この商品が良いよ!」と言われた時に、「本当か?」と真っ先に思う人がこのタイプ。
特徴として証拠や根拠にきちんとした確信がないと動きません。
このタイプは通販で買い物をする時に、
商品のレビューをしっかりと見ているような人が多いような印象を受けます。
なので「商品が良いよ!」と抽象的に言うのではなく、
「この商品は◯◯に使えて、〇〇の時に役に立ちます」と言ってあげましょう。
さらに効果的なのは、ちゃんとしたデータを見せてあげたり【たとえ】を混ぜると確信レベルが上がります。
中でも自分が試してみた【たとえ】を言うと効果は抜群。
自分が使ってみた感想を説明に混ぜるだけで、根拠に説得力がつくからです。
3.「どうやって」タイプ
全体的な流れのイメージがつかめないと“動かない”人です。
つまり、自分の中である程度段取りや順序を組み立てる計画性のある人が多い印象を受けます。
こういう人たちは、最初の断片だけを与えても動きません。
保険を例に出してみます。
このタイプは話は聞いてくれるのですが、保険に入った後のイメージを想像して全体像をつかんでいくので、しっかりと商品を買った後の事を伝えてあげてください。
すると、イメージがよりリアルに浸透するので相手が納得しやすくなります。
4.「いますぐ」タイプ
最後にこのタイプ。
もう言葉から伝わってくるかと思いますが、何も考えずに「入ります!」って言っちゃう人です。
非常に行動力のある人はこのタイプが多いです。
答えが見えているものはすぐに突っ走っていきますが、逆に言えば具体的にやることがわからないと“動かない人”になります。
1の「なぜ」タイプとは正反対と言っても良いタイプだと思います。
このタイプにはもう熱意を伝えてあげてください。
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最後に
いかがでしたでしょうか。
同じ言葉で違う人に言っても効果は今ひとつです。
人によって、言葉を変えてみたり言葉の言い回しを変えてみると効果は現れるようになります。
相手のタイプを知っておくということは、内容を深くいうと
“相手のことを良く理解しておくこと”
結果を出す人はやはりそれなりに相手のコトを考えて行動しているような気がします。
余談ですが
サイモンシネックのこの動画は、“人がどうすれば動くようになるのか”をわかりやすく説明しています。
こちらも非常に勉強になるので、見てみてください。
この記事がどなたかの役に立てるなら幸いです。
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