[PR]

 フランス政府は6日、同性愛者だと伝えられる駐バチカン(ローマ法王庁)大使(55)の人事を差し替えることを決めた。ローマ・カトリック教会は同性愛を否定する立場をとっており、仏側が昨年1月に任命したものの、信任しない状態が続いていた。

 仏政府は詳しい説明をしていないが、6日、バチカンではなく、新たにユネスコ(国連教育科学文化機関)大使に任命すると発表した。バチカンの信任を得られない状態が続いたことを踏まえ、フランス側が折れたとみられる。

 フランシスコ法王は「結婚とは男女がしっかり結ばれること」などとして、カトリック教会の従来の考えを堅持しつつ、同性愛者を排除しない姿勢も示してきた。フランスは同性婚を認めている。(パリ=青田秀樹)