こんなのアリ?au KDDIによる住宅ローン、保険、電気料金まとめ割の新しい形
どうも千日です。まとめ割も、とうとうここまで来たかという感です。
今までまとめ割と言えば、家のインターネット回線とのまとめ割や家族割なんかでしたが…
最近の電力の小売全面自由化って何?|電力小売全面自由化|資源エネルギー庁によって電力小売に乗り出したauのまとめ割が電気料金だけじゃなく住宅ローンや保険にまで及ぶようになりました(2016年4月5日にKDDIが発表)。
狙いはユーザーの囲い込みです。今までなら一度特定のキャリアと契約するとだいたい2年というスパンが基本にありました。
しかし、総務省|「SIMロック解除に関するガイドライン」の改正によって、各キャリアにSIMロック解除が義務付けられて格安SIMへの乗り換えが簡単になりましたね。
そこでユーザーの流出を防ぐ為の策として、繰り出した施策なんです。
生活の基盤になる電力契約、住宅ローン、保険契約と結びついて割引をするとなれば、そうおいそれとキャリアを変える訳にいかなくなります。
どんなまとめ割なのか、少し辛口に調べてみました。では始めます。
じぶん銀行の住宅ローンのまとめ割は500円キャッシュバック
auのユーザーが住宅ローンを提携しているじぶん銀行で借りると60ヶ月(5年)にわたり月500円のキャッシュバックがあります。
しかしこれはauウォレット(au WALLET)という電子マネーです。
電子マネー au WALLETとは
auウォレットとはauが独自に提供する決済サービスで、あらかじめチャージをしておき、その範囲内で利用ができる電子マネーです。
電子マネーですので、使える場面は限られるか…と思いきや、全国のコンビニやスーパーで使えます。これはなぜかというと、決済システムにマスターカードのシステムを使ってるからなんです。
発行手数料なし、年会費無料、クレジットカードではないので審査も不要です。
auWALLETを使用すると200円ごとに1ポイントが貯まるようになっているのですが、auの通信料だと1,000円毎10ポイントが貯まるシステムになっています。ただしポイントには有効期限があるので、無駄にしないように注意が必要です。
こういうポイントって結構忘れて無効にしてしまうんですよね(⌒-⌒; )
じぶん銀行の変動金利は2016年4月で0.497%
じぶん銀行は三菱東京UFJ銀行とKDDIが共同出資で設立したインターネットバンクです。ネット銀行ですから、当然金利は安いですね。
じぶん銀行2016年4月の金利
- 変動金利 0.497%
- 10年固定 0.780%
2016年3月の主要6行の借り換え申し込み件数は2万3千600件で前年同月比の3.6倍でした。
ネット銀行への借り換え先としても候補に入って来る銀行だと思います。
安定性という面で見ても、メガバンクと通信という社会インフラを提供する企業の共同出資ですからケチを付けにくいです。
au保険契約のまとめ割は200円割引
保険契約では通信料から60ヶ月(5年)にわたり、月200円がスマホ・携帯の通信料から割り引かれます。支払いの割引ですから現金ベースです。
対象の生命保険契約には以下の3種が設定されています。
- au医療ほけん
- au定期ほけん
- au医療ほけんレディース
au電気料金のまとめ割は5%キャッシュバック
電気料金では最大で5%の割引です。キャッシュバックはauウォレットですから電子マネーです。1ヶ月の電気料金によって割引率が異なります。
千日の世帯は夫婦と留学生1名で月の電気料金は9千円から1万2千円です。ということは、月に450円から600円の電子マネーが貰えるということですね。
トータルで5年間は月1,200円おトクということは…
これらを全部足してみましょう。住宅ローンで月500円、保険で月200円、電気料金でだいたい月500円ですから合計すると1,200円です。
6年目からは住宅ローンと保険のキャッシュバック、割引は無くなりますから電気料金の500円だけになりますね。
これをどう見るか?大きいか小さいかは人によると思います。しかし、今までは2年という縛りだったのが最短でも5年に延びたということですよね。
ここがau KDDIの狙いだと思います。
以上、千日のブログでした。
千日のブログでは住宅ローンや税金についてのお役立ち情報の他、色々と耳よりな話を更新しています。よろしければ他の記事も読んでみて下さいね。
auウォレットお勧め有効活用
なおauウォレットは最低15円から1円単位でアマゾンギフト券に交換できます。
- リンク先から『金額』の『変更』を選択
- auウォレットの残高の範囲内でギフト券の金額を入力
- 決済方法は『クレジットカードを追加』を選択
- auウォレットの名義人・番号・有効期限を入力するとマスターカードとして認識され、auウォレットのポイントでアマゾンギフト券が購入できます。
Amazonギフト券- Eメールタイプ - Amazonボックス
- 出版社/メーカー: Amazonギフト券
- 発売日: 2010/07/15
- メディア: Ecard Gift Certificate
- 購入: 3人 クリック: 3回
- この商品を含むブログを見る
住宅ローンとお金のカテゴリー記事一覧
今後の住宅ローンの金利はどうなるか?