どうも、Toshiroです。今回もお読みいただきありがとうございます。人生を変えるために本を読むのはとても良いことです。しかし行動をしなければ意味がない、ということについて書いてみます。
本を読むだけでは意味がない
世間一般では本を読むことが良いとされています。それは私も全く同感で、本を読む、つまり読書は非常に大切なことだと考えています。
ただ、私が思うのは、読書をするだけでは意味がなく、読書から行動に移さないといけないということです。
最近の読書は教養のためのものが主流となっているように思います。教養のための読書とは、まあそのままなんですけれども、本から教養を得ようとすることですね。
しかし、今は良いとされている教養のための読書ですが、ほんの100年くらい前では教養のための読書は完全に否定されており、行動のための読書こそが本当に価値のある読書だとされていました。
読書から得た知識を行動に移すことが出来ないのなら、その読書に意味はない、ということです。
考えてみれば当たり前の話で、知識を獲得しても、それを生かせてないのなら全く意味はありません。自己満足という意味では役に立っているのかもしれませんが・・・。
自分を変えたい、と言って本を読むことは非常に良いことなのですが、本を読んだからと言って何かが起こる訳ではありません。行動してはじめて何かが起きます。
お金持ちになる方法が書かれた本を読んでも、そこに書かれてあることを実践しなければお金持ちにはなれません。朝起きたら枕元に大金が置かれていた、なんてことはあり得ないのです。
思考が出来ていないから行動出来ない
ではなぜ行動しないのでしょうか。「面倒だから」という理由ももっともなのですが、やはり私が思うに、思考が出来ていないから、だと思います。
私自身、お金持ちになる方法みたいな本をいくつか読んだのですが、確かにそこにはお金持ちになるための方法が書かれています。それをきちんと実行すれば、やった人全員が成功するとは言えませんが、確かに成功出来るのです。
なのに多くの人はそれを実際にやろうとはしません。なぜか。それは「自分には無理だ」と諦めてしまうからです。自分は絶対にできる、という考え方が出来ていないので、成功するための方法を得ても実際に行動に移せません。
成功のための方法やノウハウは非常にシンプルなもので誰でも知っているものです。知らなくても数百円出せば本を買えますし、場合によってはネット上にタダで落ちています。
結局のところ、行動するかしないか、なんです。そして行動するためには前提として考え方が重要です。
でも考え方が重要と言ったところで多くの人は「宗教だ!」「洗脳だ!」「詐欺だ!」と言うので、世の中にはさほど重要でもないノウハウが売られます(くどいですがノウハウは数百円で買えますし、場合によってはタダで拾えます)。そしてそれは事実売れます。でも行動しません・・・。これで搾取が出来上がってしまいます。
恐れず行動しよう!
なんだか読書と全く関係のない話になってしまいました。要は本を読んで知識を獲得したら、今度は実際にその知識を行動に移してみましょう、ということです。
世の中は本当にシンプルで、行動をするかしないか、それだけです。
でも単に「行動しろ」と言うだけではちょっとあれなので、読書から行動に移すためのちょっとしたコツを紹介します。
それは本を新品で購入する、ということです。立ち読みや図書館など、タダで知識を得ようとするのではなく、実際にお金を払ってみるということです。
そうすることで「しっかりと知識を獲得しよう!」「実際にやってみよう!」と思えるようになります。人間は損をするのが嫌いな生き物ですからね。
それで本にお金を払って、その本の内容がクソだったとしてもいいんです。「よくもこんな本を書きやがったな!」と怒り狂っていいんです。
それを経験するうちに、本のタイトルや、目次などを見ただけで良い本か悪い本かの見分けが出来るようになってきます。そうすることで質の高い本に出合える可能性が上がりますよ。
あまり理解されないのですが、質とは量を経験してはじめて理解出来るものです。まずは量を熟しましょう。そうすれば自然と質が伴います。
さて、今回はこの辺で。今回もお読みいただきありがとうございました。
それでは、また。