2016年4月3日の「情熱大陸」はフリーランサーの稲垣えみ子さんでした。
見逃し配信で4月10日(日)22時45分までHPからパソコンでも視聴可能みたいです。見逃された方はこちらから↓
普段見て無い番組でしたが、Gyaoのドキュメンタリーでやっていた見逃し配信を見たら猛烈に目からうろこだったのでメモしとこ。
フリーランサーって何?
フリーランサー(freelancer)自由契約者。フリーランス。
稲垣えみ子さんってどんな人?
名前:稲垣えみ子(いながきえみこ)
1965年生まれ51歳
出身地:愛知県
一橋大学卒
トレードマーク:アフロヘアー
職業:フリーランサー
元朝日新聞の編集委員(社会部デスク→論説委員:社説→編集委員:コラムを連載)28年務めた朝日新聞2016年に退職
節電のきっかけは?
電気やガスに頼らない江戸時代のような暮しが理想
アフロにした理由は?
宴会でアフロのかつらが好評だった為。得意技は「アフロ二人羽織」
毛根がもつまで続けたい。
冬場の寒さをしのぐ極意は?
「部屋を暖めるな、自分を温めろ」
湯たんぽ・カイロ・厚着
シアワセ探す冒険のはじまり節電女子の一日
暮すのは都内の古い賃貸マンション
辞職した理由…肩書から解放されたかった、日々生きる事が冒険
ナイモノ
夫・子・職 掃除機・冷蔵庫・洗濯機ナシ エアコンアルモノ
退職金・貯金ほとんど電気が使われない生活
3月の電気代189円 掃除に使うモノはたき・ほうき 桶で洗濯 ガス契約していない…カセットコンロ使用 銭湯に通う朝
夜明けとともに起床 ヨガ カフェで朝食(ベーグルトースト ミルクたっぷりコーヒー 新聞を読む) カフェ2件目 執筆昼
よもぎを干す 野菜はベランダで天日干しにして保存食に ごはんはおひつで保存し4日間くらいで食べる1日目干し野菜のおかずを載せ特製ドンブリ
2日目パサついた御飯に煮ものと酢を混ぜ寿司めし風
3日目カチコチのご飯をおじやに
夜
晩御飯:一汁山菜でごはん無し 歩いて3分の銭湯には2日に1回お仕事
「J-WAVE OTHERS」ラジオ番組にゲスト出演
2016年4月1日
満開の桜が見える小さな公園で、桜の花びらを頭にのせ、若者に・世の中に向けて一文を認める
『ソー、エミコ・・・アー・ユーハ・ッピー?』
退職を機に体調不良を整えようとインド療養施設に滞在した際、肩こり、不眠、ストレスによる湿疹など延々と続く私の訴えをウンウンと聞き取った医師が最後に訪ねた言葉。
「それで、あなたは幸せなの?」。虚を突かれ、思わずたじろぐ。
私たちは何かを手に入れて幸せになろうとしている。モノ。お金。そして健康。でも手に入らなければ不幸なのか?例えば病人は不幸なのか?だとすれば私たちは皆、不幸にまみれて一生を終るのだ。
だって病と死からは誰も逃げられないもの。でも本当は病人だって、モノやお金がなくたって幸せになれるはず。肝心なのは何かを手に入れることじゃない。ハッピーになること。
「ある」幸せがあるなら「ない」幸せがあったっていいじゃない。そう考えると意外なほどに心は浮き立つ。人生は自由だ。そしてどこまでも開かれている。
アーユーハッピー?
3・11で人生観が変わった人は多いと思いますが、ここまで徹底的に節電するのもすごいなと思います。
節電といえば、アズマカナコさんが思い浮かびますが。エコを意識しながら丁寧に暮らす
彼女の暮しぶりを見て、僧侶のようだなと思ったり。「部屋を暖めるな、自分を温めろ」は同じだなと思ったり。
日本は戦後の高度経済成長の時代からモノを手に入れる=幸せという考えのもと生きてきたのが、バブル崩壊・リーマンショックを経て断捨離やミニマリストブームでモノを手放す=幸せに変わって来たんですね。
自分自身このように電気の無い暮しを実践出来るか?と考えてみると到底無理なわけですが、朝から「あっこれは電気を使っているな。」と無意識に使っていた【電気を使っているという状態】に気が付けました。
電気が少ない、彼女の生活がとても充実していて幸せそうだなぁ。と思いました。朝の喫茶店梯子にリッチ感は否めませんが、きっとお金が少なくても幸せに暮らせるんだろうなとも思います。
最後の一文に感動しました。
今朝のNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」で、西島秀俊さん演じるお父さんが「当たり前にある毎日でもそれはとっても大切な瞬間の積み重ねだと思っています。そしてそれはいつ失う事になるか分からない。明日かもしれないし一年後かもしれない。」と言っていました。頭では分かってはいるけど普段生活していると忘れてしまいがちな事。身についていないという事かな。日々確認しながら一日一日を過ごしたい。
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