メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

7年ぶり増加…前年比6.7%増134万人に

昨年6月現在

 厚生労働省は31日、派遣労働で働く人の人数(2015年6月1日現在)などを公表した。派遣で働く人はリーマンショック以降減少が続いていたが、134万人(前年比6.7%増)と7年ぶりに前年を上回った。昨年9月末には労働者派遣法が改正され、実質的に派遣利用期間の制限がなくなり、今後さらに派遣労働者は増えるものと見られる。

     派遣事業主からの報告をまとめた。1年以上の契約を結んだ常用雇用は84万8072人。仕事がある時に働く登録型が49万1878人だった。

     仕事別では、製造業務が約30万人(同11.1%増)、通訳など専門26業務が約54万人(同10.6%増)と大きく増え、一般事務を含むその他は約49万人(同0.4%増)にとどまった。

     また、この日公表された14年度の派遣事業報告では、一般派遣業者から派遣された場合の賃金は平均1万1840円(前年度比1.3%増)、技術系などが多い特定派遣業者から派遣される場合の賃金は平均1万5408円(同0.5%減)だった。【東海林智】

    あわせて読みたい

    センバツ高校野球

    3月31日の試合

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 北海道警 身内に甘い処分…ひき逃げや横領、懲戒せず
    2. 訃報 ザハ・ハディドさん死去…新国立旧計画デザイン
    3. 中学生誘拐 「2年間返せと言いたい」生徒の両親コメント
    4. 15歳少女保護 容疑者評「感じいい人」 米で航空免許も
    5. 15歳少女保護 弱々しい声「お母さん」公衆電話で自宅に

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

    [PR]