「弊社はこれからマーケティングに取り組もうとしていて…」
「インバウンドマーケティングの仕組みを導入したいと思っています!」
「うちはブランディングもマーケティングも弱くて……」
あなたはふと、こんなセリフを言っていませんか?
事実、当社にお問い合わせのある顧客の大半から、よくそうしたセリフが出ます。
上場しているBtoB企業ですら、初回のミーティングに参加するとデジャブのように同じセリフが出るくらいなのです。
そこで私たちが質問をします。
「やりたいことはマーケティングなのですか?」
「マーケティングで達成したい命題は何ですか?」
「概念ではなく、具体的な経営計画、事業計画上の目標数値、またはKPI(重要業績評価指標)は?」
この質問をすると、結構な数の担当者が詰まってしまいます。
面談したのが経営陣であれば、ここで、「当社は他社に負けないマーケティング力を付けたいのです!」という具体性に欠ける答えが出てくる場合も。
どうやら皆さん、「マーケティング」という言葉に過度にとらわれすぎという感じがします。
いやいや、皆さんは「業績を上げたい」もしくは「将来のための顧客をつかみたい」のですよね?
マーケティングは氾濫しているけれど…
日常生活の周りには「マーケティング」という言葉が氾濫しています。
「×××マーケティング、○○○マーケティング」などの頭にいろいろな種類の名詞が付いたマーケティング関連書籍もたくさんありますよね。
ネット通販のサイトで「マーケティング」がタイトルに付く本の数を検索するとなんと5373冊!
しかもこの10年くらいで発行された書籍ばかりです。みんなマーケティング大好き。
最近は名刺交換時に「***マーケティング担当」という肩書を目にするようになってきました。
マーケティングとは響きのいい言葉です。
あの会社が「×××マーケティング」で成功したと聞けば取り組みたくなり、このサービスが「○○○マーケティング」で売れたと聞けばまたまた取り組みたくなる。そんな魔法のキーワードです。
でも、脚本通り物事は進みますか?
脚本通り成果は上がりますか?
通常であれば、あり得ないですよね。
顧客も違うし、業種も違うし、条件も違うし、ライバルも違うのだから。
残念ながら本に書いてあるマニュアル的マーケティングを実践しても、なかなか成果が出てこないことが多いのです。