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小宮一慶の「スイスイわかる経済!“数字力”トレーニング」

採算厳しい北海道新幹線 赤字が続くJR北海道の財務を分析する

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 北海道新幹線が3月26日に開業しました。これによって、東京~新函館北斗間が最短4時間2分で結ばれます。
 北海道新幹線は、観光客や鉄道ファンなどによって賑わうのではないかと期待されていますが、実際にふたを開けてみると、26日の乗車率は61%(約1万4200人)、27日は37%(約8700人)と発表されました。あまり良い数字ではありません。
 オープン直後の2日間でこれくらいの乗車率しかないのであれば、今後はもっと少なくなることは想像に難くありません。JR北海道も、「平均の乗車率は約26%」と発表しています。
 JR北海道は、元々鉄道事業で赤字が続いています。北海道新幹線も収益が期待できないのであれば、ますます経営は厳しくなるでしょう。この点を私は非常に懸念しています。
 一方、2027年にリニア中央新幹線を開業する予定のJR東海は、驚異的な収益力を誇る超優良企業です。リニアは投資負担が大きいものの、開通すれば、ますます業績が伸びると予想されます。
 今回は、JR北海道とJR東海を比較しながら、2社の鉄道事業の先行きを考えます。

(写真:やぶき / PIXTA)

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