皇居「乾通り」の公開 来月3日まで延長

皇居「乾通り」の公開 来月3日まで延長
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先週から一般公開されている皇居の「乾通り」は、29日からの暖かさでサクラの開花が進み、30日の1日で8万人を超える人たちでにぎわいました。サクラは、これから見頃を迎えるため、宮内庁は31日までとしていた公開期間を来月3日まで延長することを決めました。
皇居の「乾通り」は5日前に公開が始まってからも気温の低い日が続いたため、サクラの開花のペースは遅いものの、29日までに19万人余りが訪れました。
30日は、29日からの暖かさでサクラの開花が進むなか、朝から大勢の人たちが訪れ、宮内庁は皇居の開門を午前9時半に早めました。
これまで1分咲きから2分咲き程度だったソメイヨシノが、30日は3分咲きから5分咲きになっていて、訪れた人たちはお堀端のサクラを眺めたり、記念撮影をしたりして皇居の春を楽しんでいました。
宮内庁によりますと、30日の一日で、この春では最も多い8万3000人近くが訪れたということです。宮内庁は公開を31日までとしていましたが、皇居のサクラは事前の予想よりも開花が遅く、これから見頃を迎えるため、公開期間を3日間延長して来月3日までとすることを決めました。
参加する人は、午前10時から午後3時までの間に坂下門から入門して通りを歩き、乾門などから退出することになっています。