娘の幼稚園への入園準備も着々と進んで、かわいいスモックをひそかに着てみると早口言葉が上手くなった気がする今日この頃です。
そうこうしている内に、嫁に好かれる六原則もすべて紹介しましたので、とりあえずまとめます。
この原則は、嫁を説得したり、変えたりする前段階の心構えというか、大切な生き方と捉えてもらえればと思います。
毎日、家で不機嫌そうにしている旦那さんや、不満を抱えて文句ばっかり言ってる嫁さんが、まず実践する原則です。相手が悪いからそうなった!と思っている方は、第一章の嫁を動かす三原則から復習されることをオススメします。
この原則は、会社や友人などリアルな交友関係では、自然とできているモノなのですが、こと家庭内になると不思議と忘れてしまう人が多いような気がします。
以下、「ブログのファンになる過程」を例にとって、要点をおさらいします。
①誠実な関心をよせる
タイトル通りネコを拾ってきた話。犬やネコは何をしなくても生きていける動物であることを理解しましょう。
読者登録をして、しっかり記事を読む。
②笑顔を忘れない
冷蔵庫にまっちゃんのすごい笑顔のマグネットが貼ってある話。自分に敵意のない相手を嫌うことはできません。
ブコメやコメント欄で楽しいコメントを残すwww
③名前を覚える
保育園の子供達の名前が覚えられない話。ちゃんと人の名前を覚えておかないと、正面から斬られます。
ブログ主の名前はもちろん、家族やペットの名前も覚える。
※メモ:ひーたむさんの名字は今泉さんで娘はゆーちゃんとふーちゃん。
④聞き手にまわる
嫁が話を聞いてくれない話。興味がない話でもうまく質問をしてあげて相手に気持ちよくしゃべってもらいましょう。
記事について質問してみる。
⑤関心のありかを見ぬく
嫁と共通の話題を見つける話。夫婦で共通の趣味を持ちましょう。
記事からツイッターのつぶやきまでちゃんと読む。
⑥心からほめる
嫁と数十年に渡る抗争を始めた話。相手を尊敬できないと本当に戦いになります。
大好きなブログやブログ主さんを心からほめる。誠意を込めて。
まとめ
ということで、嫁に好かれる六原則をまとめてみました。
ブログを書いている読者の方が多いと思うので、自分がされてうれしいことなのはスグに理解してもらえると思います。
問題は、いつ誰がどうやってやるのか?だと思います。D・カーネギー先生の名著「人を動かす」にはこう書かれています。
では、それを、どういうぐあいに、いつ、どこでやるのか?-
いつでも、どこでも、やってみることだ。
「人を動かす」140ページより引用
ワタクシは意味不明なコメントを残されても怒りませんよ。ぜひ練習をどうぞ。
また、ブログだけでなく、家庭内でも重要な原則であることは言うまでもありません。例えば「聞き手にまわる」原則を大切に守った奥さんと子供の会話を聞いてみましょう。
「ぼく、わかってるよーお母さんが僕をとても愛してくれてるってこと」<中略>
「もちろん、(お母さんも)とっても愛しているわよ。そうじゃないとでも思ったことがあるの?」
「ううん、お母さんがぼくを愛してくれてることはよくわかってる。だって、ぼくが何かお話ししようとすると、お母さんはきっと自分の仕事をやめてぼくの話を聞いてくれるんだもの」
「人を動かす」120ページより引用
少しドキッとされた方もおられるのではないでしょうか?ワタクシもゲームに夢中になって娘に「ちょっと待って!」を連発していたことを後悔しています。
嫁に好かれる六原則で共通なのが、これがテクニック論ではないということです。自分の心にもなく、「誠実な関心をよせる」ことも、「心からほめる」こともできません。
「名前を覚える」ということは、テクニック論だと思われるかも知れません。しかし、いつも駅で会う、駐輪場で警備員をしているおっちゃんの名前を覚えている方は少ないと思います。
心が豊かな人なら、笑顔であいさつをして「いつもありがとうございます」と声をかけるでしょう。3日も続ければ、おっちゃんの方から名前を聞かれると思います。そんな人は、雨の日に傘を忘れても困ることはありません。
ちゃんとできていそうで、できていなかったりするこの六原則。ワタクシのようなひねくれた中年には、カンタンにできないことも多いです。
保育園の警備員のおっちゃんと大の仲良しとなっている娘を見ていると、いつも反省させられます。娘氏はママチャリの後ろから毎朝、満面の笑顔でおっちゃんに手を振るだけで、親友を作ってしまいました。
まずは、大切な家族にこの原則を心がけることから始めましょう。
明日は全体のまとめを書きたいと思います。
おまけ
はてな村でこの原則をうまく使われた人を見つけましたのでご紹介します。
「彼がカラシを白いダウンに飛ばした件」という作品で、文壇に鮮烈にデビューされたあーちゃんサマのブログです。ただの日記かと思いきや、何の脈絡もなくワタクシのブログを紹介いただき、勝手に師匠と仰いでいただきました。ワタクシは激しく心を揺さぶられて、彼女の大ファンになりました。
たった一人の読者として、全面的にコメント欄から応援しています。内容がつまらない?もし、彼女のブログにネガコメを入れようものなら、ワタクシはそいつを墓場まで追いかけ回して、死んでも墓にションベンをかけるほどキレます。彼女は、家からも動かないワタクシを一瞬で動かしてしまったのです。「人を動かす」を読む必要はありません。
この原則には、正しく使えば奇跡を起こすような力が秘められています。自分の周りの人は敵ではなく、味方なのだということを忘れないでください。