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容疑者、発覚察知し逃走か…伊東駅、似た映像

寺内樺風容疑者が血まみれになり立っていた県道351号沿いの電柱付近。左奥の脇道を上がった雑木林で自殺をはかったとみられる=静岡県伊東市で2016年3月28日午後1時13分、宮間俊樹撮影

 埼玉県朝霞市で2014年3月に行方不明になった当時中学1年の女子生徒(15)が東京都中野区で保護された事件で、埼玉県警が未成年者誘拐容疑で逮捕状を取り静岡県伊東市内で身柄を確保した寺内樺風(かぶ)容疑者(23)とみられる人物が、27日夕、同市のJR伊東駅構内の防犯カメラに映っていたことが分かった。【和田浩幸、遠藤大志】

 埼玉県警によると、カメラに映っていた時刻は午後6時半ごろ。寺内容疑者が身柄を確保された際と同じ黒いジャンパーと緑のズボン姿のよく似た男が映っていたという。

 女子生徒は27日午後0時半ごろ、中野区のJR東中野駅の公衆電話で110番し、保護された。数時間後には、行方不明だった女子生徒が保護されたとのニュースが報じられていたことから、県警は外出中の寺内容疑者が携帯電話などで女子生徒が部屋から逃げ出したことに気づき、逮捕を免れようとして逃走を図った可能性があるとみている。

 寺内容疑者はこの日午前、女子生徒に「買い物で秋葉原にでかける」と告げて中野区の自宅マンションから外出していた。外出先から自宅に戻らず、電車を使って伊東駅に移動したとみられる。

 寺内容疑者は28日午前3時過ぎ、伊東市内の路上で配達中の新聞販売店従業員に発見され、静岡県警に身柄を確保された。こうした状況から寺内容疑者は27日夕から28日未明にかけ、伊東市内にいた可能性が高いとみられる。

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