メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

救急隊員が犠牲者追悼

犠牲者を追悼する救急隊員ら=ブリュッセルで2016年3月25日、賀有勇撮影

 【ブリュッセル賀有勇】ベルギー・ブリュッセルの同時テロ事件で、被害者の手当てに当たった救急隊員らが25日、市中心部の広場に集まり犠牲者を追悼した。救急隊員の一人が呼びかけ、50人を超える同僚が賛同。救助服に身を包み、犠牲者の冥福を祈った。

     参列したフランソワ・ミニョレさん(53)は「私たちができたことは少なく、無力さを感じるが、痛みや悲しみなら分かち合える」と話した。

     広場に一緒に並んだ建設作業員、ルイス・ボラノスさん(29)は、2004年に起きたマドリードの列車爆破テロで親族を亡くし、今回のテロでも地下鉄に乗っていた友人が意識不明の重体となった。「被害者が恐怖のどん底に突き落とされた直後に寄り添うのは救急隊員だ。大変な仕事で敬意を表したい」と語った。

    あわせて読みたい

    センバツ高校野球

    3月26日の試合

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. ベルギー同時テロ 救急隊員が犠牲者追悼
    2. 東芝不正 新日本監査法人理事長「顧客離れ来年以降も」
    3. ジャニーズ KAT−TUN 4人でラスト唱 田口「終わりじゃなくスタート」
    4. シャープ 鴻海、出資1000億円減 31日に買収契約へ
    5. 名神 高速バスなど4台絡む事故、乗客ら8人けが…大津

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

    [PR]