プロ野球12球団 信頼回復へ共同声明

プロ野球12球団 信頼回復へ共同声明
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プロ野球で、巨人の野球賭博問題や選手間の金銭のやり取りが、次々と明らかになるなか、12球団は、「再発防止やファンの信頼回復に最善の努力を尽くす」とする共同声明を発表しました。
プロ野球では、巨人の選手による野球賭博問題に加え、試合前の円陣で声出しをした選手に現金を渡したり、高校野球を対象にしたくじ引きで、金銭をやり取りするなどの問題が、次々と明らかになっています。
こうしたなか12球団の代表者が、都内で会議を開き、各球団の調査結果の報告や、再発防止策について話し合いました。
そして12球団として、「巨人の野球賭博問題を重く受け止め、野球賭博などを再び起こさないよう球界の浄化に全力で取り組み、ファンの皆様の信頼回復に最善の努力を尽くす」という共同声明を発表し、NPB=日本野球機構のホームページにも掲載しました。
そのうえで、各球団の調査の結果、新たに賭博に関わった選手が確認されなかったことや、円陣での声出しや罰金など選手どうしの金銭のやり取りを一切禁止する対応を取ったことから、一連の問題には、一定の区切りがついたと結論づけました。
パ・リーグ理事長を務める西武の関洋二球団専務は、「全国の野球ファンが開幕を待ち望んでいるなかで、心配をかけて申し訳ない。起きてしまったことは重く受け止め、再発防止に徹底して取り組んでいきたい」と話していました。

巨人「再発防止に全力」

プロ野球の12球団が共同声明を出したことを受け、野球賭博問題で4人の選手が失格処分となった巨人は「多大なご迷惑をおかけし、改めて深くおわび申し上げます。選手の間でさまざまな賭け事などが広がっていたことを痛切に反省し、再発防止に全力を尽くす所存です」とコメントしています。

日本プロ野球選手会も声明

野球賭博や選手間の金銭のやり取りについて12球団が共同声明を出したことを受け、日本プロ野球選手会も声明を出しました。
声明では「賭け事や選手間の金銭のやり取りに対する認識の甘さが、ファンの皆様のプロ野球への期待や信頼を裏切る深刻な事態を招いたことを深く反省しています。私たちプロ野球選手が、社会からどのようなまなざしが注がれているのかを改めて自覚し、自らを律する姿勢のもと、ファンの皆さんにこのようなことを2度と起こさないことを誓います」としています。