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sinsintuusin’s diary

二人で届ける愉快な通信

気になる木

今日はストック用のパンを焼きました。

 

「タピオカ入り山形食パン」

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タピオカ粉が入っているので、食感がもちもちっとしています。

 

「ハイジの白パン」

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文字どおり、牛乳だけで練った、焼き色を付けない白いパンです。上新粉を振って140℃で焼成するので、本当に白く焼きあがります。

 

「ブルーベリーゼリー」

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缶詰のブルーベリーが賞味期限ギリギリだったので、あわてての活用です。

今回はアガーを使用して作ってみました。

 

さて、ここまでは今日の出来事。先日面白い?というか、初めてというか、そんな木に出会いました。

こんな花が咲いています。

 

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何だろう~、梅のようですが、素人が見ても明らかになんだかちよっと違うような・・・

何の花だろうと思案しているところに、人が通りがかったので、尋ねてみました。

すると、その方も「何でしょう?」と、首をかしげてしまいました。

 

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結局、ここを管理している方がいたので尋ねてみたところ、この花木の名前はなんと!

「ラ フランス」、想像もしなかった答えでした。

ちゃ~んと小さいけれど、実が成るとのことでした。そう聞くと欲が出て、その実も見たいと思ってしまいます。

 

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ラ フランスは「もぎたてが一番おいしい」果物ではありません。収穫直後の、ラ フランスを食べてみても、固く、ほとんど味も香りもありません。それこそ青首大根を生でかじった方が甘いかもしれない、という状態なのだそうです。

 

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ラ フランスはフランス原産の洋ナシです。フランスという国名は、中世ヨーロッパの時代に存在していた「フランク王国」の名前に由来するといわれています。

ラ フランスというのは、日本でまかり通っている言葉であり、発見者のクロード・ブランシュさんが、ラ フランスの何とも言えない味に、「我が国を代表するにふさわしい果物」であると称えたことから、日本では「ラ フランス」と呼ばれるようになったのだそうです。

本家フランスではうまく育たず、なぜか日本で栽培が成功した品種なのです。

 

因みに、「ザ ニッポン」と名づけるならば、私は「柿」かな~

何故なら外国でも「KAKI」と呼ばれているからです。

 

本国フランスの品種名は、「BLANCHET CLAUDE」となっています。

 

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それにしてもこの木が「ラ フランス」だったとは・・・

熟した果肉はとてもなめらかで、なんといっても芳醇な香りがたまりません。

わが家も毎年時期になると、ご近所さんにいただいてご馳走になっています。

ぼたもちにおはぎ、桃に、ラ フランス、とご近所さんからの頂き物でその時の「旬」を味わえて、とてもありがたく幸せなことです。