ワタクシは基本的に毎日、スナイパーライフルで後頭部をチュンと狙撃される悪夢で目覚めるのだが、最近、違った夢を見るようになった。
内容は、ふすまを開けて出てきた、包丁を持った鬼婆に追いかけ回されて、後ろから斬りつけられるという感じなのだが、この夢は逃げなきゃいけない分疲れる。
さて、本日はそろそろ卒園ということで、たまにしか来ない保育園にやってきた。娘と同じクラスの子供を見ると、あっという間に大きくなったなぁと感慨深いものがある。
ただ、みんなキラキラネームで未だ顔と名前を覚えていないので、ちびっこ達と大して絡むことができない。そして、送り迎えに来る他の子のお父さんやお母さんを、○○ちゃんパパorママと呼ばなきゃイケナイらしく、名前を覚えていないワタクシは自分から話しかけられずにいる。
そもそも、このシステムはおかしいと思う。ワタクシは言うなれば、タラちゃんのパパと父兄や保母さんの間で呼ばれるのだが、池沼マスオという名前(自称)であるワケで、一般的にはイケヌマさんやマスオさんと呼ばれるのが本来正しいハズだ。
ところが、名前では一切呼ばれず愛称は、タラパパとなってしまう。ワタクシは、タラちゃんのパパではあるが、子供とは切り離された一個人として尊重されたいと思っている。
例えば、ワタクシがユリアちゃんのパパとして、マミヤちゃん、リンちゃんのパパとおしゃべりをするとしよう。お互いを○○ちゃんパパと呼び合えば、どう考えても、デートクラブ「北斗」で愛人を囲っているパパ友達みたいになってしまうではないか?
こんな冗談がホントに通じるくらいみんなキラキラした名前だから、とにかく、○○ちゃんのパパはやめた方がいいと思う。
D・カーネギー先生の名著「人を動かす」には、このような場合を想定してか、大切なことが書かれている。
嫁人に好かれる六原則③
名前を覚える
人に好かれるいちばん簡単で、わかりきった、しかもいちばんたいせつな方法は、相手の名前を覚え、相手に重要感を持たせることだ
「人を動かす」113ページより引用
やはり名前を覚えないとイケナイらしい。
ワタクシは以前、娘と仲良しの友達イクラちゃん(仮名)のママ、タイ子さん(仮名)と保育園で会ったので、まったく親しくないのだが、娘と一緒に、
「タイ子ちゃ~ん」
と親しげに呼んでみた。最後に”子”がつく名前は、非常に覚えやすく親しみがある。タイ子さんが巨乳だから顔と名前を覚えていたワケではない。
タイ子さんには、笑ってゴマかされたのだが、この話が保育園ママ友LINEグループ経由でクラス全員のママに伝わったらしく、嫁からひどく叱責されるハメになった。なんてこった。
だが、この事件のおかげでワタクシはママ達の間で面白いパパと認定され、保育園で知らない人からも親しげに声を掛けられるようになった。
やはり、D・カーネギー先生の教えは正しかったようだ。イクラちゃんのママの名前を呼んだだけなのにこの効果だ。
ただ、もうキラキラネームは覚えられないまま卒園となりそうだ。せめて幼稚園のお友達はまずパパとママの名前からちゃんと覚えようと思う。
以前、このブログでボヤを出したとき、たくさんの人が読者になってくれたのだが、その中に、斗比主さんという有名な方がおられた。
ワタクシはこの方をよく知らず、トピヌシさんと読むと思っていたのだが、人のブログにわざわざ言及してくれるありがたい人らしい。どんな風に斬りつけられるのかワクワクして待っていたら、マッチを持ってこのブログを一通りうろついた後、スグに読者登録をハズして帰ってしまわれた。
言及するまでもないネタブログとして扱われたどうかは知らないが、この方のブログをよく読んでみると、トピシュさんと読むらしい。
そもそも、id:topisyuとなっていたのに、全然、気がつかなかった。やはり、ちゃんと人の名前は覚えなきゃイケナイと思う今日この頃である。
ところで斗比主さんは一体何がしたかったのだろう?