「旅で人生が変わったとかいう人は中身がゼロなのです」
この記事に対して思ったことを書きます。
はあちゅうさんの「旅で人生が変わったとかいう人は中身がゼロなのです」に思うこと
海外にやたら行く自己啓発系の人って「旅=クリエイティブ!クリエイティブな私に、ほらみんな!憧れて!!」というオーラを発しているんだけど、ひとつの場所で淡々と仕事するほうがよっぽどクリエイティブだと思う。私は仕事が好きな人が好きだし、旅人の言葉より仕事人の言葉のほうに重みを感じる
— はあちゅう (@ha_chu) 2016年3月20日
旅での刺激は外部からもらえる刺激なのに対して、日々同じことの繰り返しのように思える、目の前の仕事から刺激を産もうと思ったら、自分で面白さを見出していかなくちゃいけないからだ。そっちのほうがよっぽどクリエイティビティが必要だと思う。
— はあちゅう (@ha_chu) 2016年3月20日
ごもっとも。
特に旅をしてる人よりも仕事から楽しさを生む人の方がクリエティブってのは本当だと思う。僕は「仕事つまんね!」ってすぐタイプの人間だから。そういう人は旅をしてる人よりよっぽどすごい。
ただ、僕は旅によって人生が変わった人間でもあります。
「生きるのつまんね!」レベルで人生が苦しかったし、自分が大嫌いでした。でも、そんな僕が今こうして生きているのは旅をしたから。本当に心から人生が変わったと思ってます。
それは
旅でみた景色
ではなく
旅中に出会った人
によって価値観がごっそり変わりました。
旅中に本当にいろんな生き方をしてる人に出会いました。自分で起業して生きてる人、季節労働者(冬は沖縄、夏は北海道でバイト)、いまの職場で仕事を楽しんでる人。
当時
地元の起業に就職→結婚→子供つくる→マイホーム→老後
みたいな人生しかないと本気で持ってた僕には、それはそれは衝撃的でした。たくさんの人に出会って、本当にいろんな価値観があることを知りました。
世界の宝物である美しい風景を
実際に自分の目で確かめて
しみじみと感動を噛みしめることはあっても
それは、
何かを変えてくれるようなものではなく
あるとしたら
それをきっかけに自分を変えようと
自分が決断するかどうかなだけ。
僕にとってはそのきっかけが旅での人との出会いでした。
じゃあ今立派な人間になっているか?
と聞かれればそんなことはなく、相変わらず人と接するのは苦手だし仕事もできる方じゃないし、なにかを成し遂げたわけでもない。
でも少なくとも昔と違って
「生きたい!」
とは心から思います。
だって生きるの楽しいもん。たまに超絶死にたくなるけど(どっちだよ)
人生観が変わるのは景色ではなく人との出会い
「別に旅しなくても人との出会いはあるんじゃない?」って思ったあなた!
大正解
だからね、もしかしたら旅はしなくてもいいのかもしれません。人との出会いなんて仕事しててもふつうにあるからね。
でも、今まで出会った人がそこでしか出会えなかったと考えると、やっぱ旅をしてよかったなぁ、とも思うんです。
さっきも言いましたが、人と話すのホント苦手。
でも、やっぱり人との出会いを大事にしていきたいな、と思います。
では!