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子どもを上手に寝かしつけよう!背中トントン4つのポイント

睡眠・夜泣き

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子どもの背中をトントンする寝かしつけには理由がある

子どもを寝かしつけるのって、何歳ぐらいまで必要なんですかね。

保護者に聞くと、2歳で寝かしつけいらず1人でグースカ寝てしまう子もいれば、小学校2~3年生で背中トントンが必要な子もいるという話を聞きました。

そういえば、娘は機嫌が良い時は「もうねる。」と言って、1人で布団に入って寝てしまいますが、6歳の息子は毎日「ママー、いつくるのー?はやくきてー。」です。

今でも背中トントンをした方が早く寝てくれます。

寝かしつけで背中トントンするのは定番中の定番ということですね。

生まれてすぐのころから、トントントントン、毎日毎日しているので少なく見積もって

兄:80回/分×20分×365日×5年=2,920,000回
妹:80回/分×10分×365日×3年=876,000回

「うわぁ、トントン1回1円でも金持ちだわ。」←バカ

あ、そう言えば、わたし仕事でもトントンしてるわ。てことは……。

……まぁそんな話は置いといて、背中トントンは経験とともに赤ちゃん・子どもが気持ちよく眠れるリズムやスピードがわかってくるものです。

ところが、初めての子育てママや仕事で忙しくて寝かしつけをあまりしないパパだと、背中トントンのコツがわかりません。

そこで今回は、赤ちゃんや子どもを寝かしつける背中トントンのコツをお話したいと思います。

 

なぜ背中トントンが寝かしつけに効果的なのか

赤ちゃんがママのお腹の中で聞いていた心臓のリズムに似ているから安心する、という話を聞いたことがある人は多いでしょう。

でも後から説明しますが、背中トントンは必ずしもママの心臓のリズムに合わせる必要はありません。

人間は同じ刺激を受け続けると、刺激に対する反応が鈍くなり、その刺激を感じにくくなるそうです。刺激を感じなくなるため眠くなってしまう……zzz。

よくある例として、電車に乗っているとガタンゴトンが単調なリズムに感じて眠くなったり、景色が変わらない高速道路を走っていると眠くなることがあげられます。

わたしたちは眠れないときほど、ちょっとした物音が気になってしまいますが、音の刺激が強くなく(大きくなく)、単調なリズムで聞こえてくると眠くなります。

意識があちこちに行かず、トントンというリズムを赤ちゃんが感じ続ければ、刺激になれて眠ってしまうというのが背中トントンの効果なんですね。

聞くと意外に単純な理屈です。

 

背中トントンのコツはリズムとスピードと強弱と体勢

では、これまで公私に渡って背中トントンを軽く1,000万回以上しているであろう背中トントンマスターのわたしが、背中トントンのコツを教えましょう。

背中トントンのコツ1.できるだけ単純なリズム

これパパがたまにやりますが、「トン…トントントン…」としていると背中トントンしている方も退屈になってしまうんでしょう。

トトトン、トトトン、トン、トトン」など頭に流れているグルービーなビートを刻み始めます。

これやっちゃダメ。

せっかく子どもが単調なリズムで眠りに入ろうとしているところに刺激を与えてしまい、子どもがトントンを意識した時点で起きてしまいます。

確かに背中トントンしている方は退屈ですし、自分も眠気に襲われますが、早く眠って欲しいならリズムは単純に一定でを守りましょう。

背中トントンのコツ2.子どもに合わせたスピード

「トン…トントントン…」のリズムは、ママの心臓の音や赤ちゃんの心臓の音に合わせた方が良いと言われていますが、実は子どもによって変わります。

早めの方が寝付きが良い子もいれば、ゆっくりの方が寝付きが良い子もいます。

もちろんママの基準は必要なので、初めは心臓の音を意識して何度か試しているうちに、子どもに合わせたスピードがわかるようになります。

心臓の音がよくわからなければ、毎日決まった童謡を歌って、そのリズムでトントンしてあげると良いでしょう。

うちは2人ともちょっと早めですね。

背中トントンのコツ3.テーブルを叩くと音が気になる強さ

初めての赤ちゃんの場合、ついつい優しく扱わないと心配になると思います(2人目からは全然違う)。

そのため、背中トントンも優しいトントンにしているママは多いでしょう。背中トントンの強弱も子どもによって寝付きが変わります。

ただしこちらの基準は強めのトントンから始めると良いでしょう。

なぜなら、背中トントンはその刺激を意識させて、他の刺激を感じさせなくする効果があるためです。

そのため、あまり弱くしてしまうと、他の音が聞こえたり、光が目に入った時に起きてしまうかもしれません。

赤ちゃんの授乳後のゲップほど背中をバシバシ叩く必要はないですが、わたしの個人的な基準では、テーブルを叩いた時に「音が気になるな。」と感じる程度の強さでトントンしています。

背中トントンのコツ4.ママはムリがない体勢で

背中トントンは常に一定のリズム、スピード、強さで続けることが大切です。

でも、子どもは寝ない時はほんとに寝ません。1時間以上の長丁場になる可能性もあります。

そんな時、あとちょっとで……というところで疲れてしまいトントンのリズムが乱れ、パッと目が覚めることもありますよね。

そのため、背中トントンをするときはママにムリがない体勢で始めましょう。これも人によって変わるので、何パターンか試してみてください。

 

背中トントンを嫌がることもある

「じゃあそろそろ寝ようねぇー。」

とママも子どもも寝る体制が整っている場合は、背中トントンの効果は絶大です。

ところが、子どもの体力があり余っている場合や、"自分で"寝ようとしている時に背中トントンをすると嫌がることがあります。

これは1歳以上になってくると顕著ですね。

もし自分で寝ようとしているときは、横でそっと添い寝をしていれば良いでしょう。可愛くてちょっかい出したくなりますが我慢です。

もし体力があり余っている場合は、……覚悟しましょう。これはお昼寝の調整に失敗したかも知れません。

月齢によるお昼寝時間の目安と、お昼寝の注意点を押さえておきましょう。

 

息子はもうそろそろ背中トントンは卒業かなー。そうなると少し寂しいけど、わたしもだいぶ楽になるし、添い寝落ちも減って時間を有効に使えるかなー。

なんて考えています。

わたしはもう少し保育士を続けるつもりなので、背中トントンマスターの看板は降ろしません。

戦え!背中トントンマスター!!
負けるな!背中トントンマスター!!
さっさと寝ろ!子どもたち!!

 

ではー(´ε` )