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教員免許ないまま29年間教諭として勤務 栃木3月17日 20時58分
栃木県で女性の養護教諭が教員免許を持たないまま30年近く勤務を続けていたことが分かり、栃木県教育委員会はこの教諭の採用を無効にしました。
教員免許を持っていなかったのは、那須塩原市の中学校で養護教諭として勤務していた55歳の女性です。栃木県教育委員会によりますと、女性は昭和62年に栃木県に採用され、教員免許を持たないまま29年にわたって合わせて5つの小中学校で勤務していたということです。
この教諭は、大学の卒業前に教員試験に合格しましたが、単位不足のため最終的に免許は取得できず、他の教諭の免許をコピーして偽造したものを提出していたということです。ことし行われた免許の更新手続きの際に教員免許を持っていないことが発覚したということで、栃木県教育委員会では、16日付けでこの教諭の採用を無効にしました。
調査に対し教諭は、「やってはいけないと分かっていたが、採用されたので焦ってやってしまった。子どもや保護者に大変申し訳ない」と話しているということです。
栃木県教育委員会の軽部幸治教職員課長は、「教育の信頼を揺るがす重大な問題で、申し訳ないと思っています」と話していました。栃木県教育委員会では、県内すべての公立学校の教諭およそ1万6000人について緊急に調べ、全員、免許があることを確認したということです。
この教諭は、大学の卒業前に教員試験に合格しましたが、単位不足のため最終的に免許は取得できず、他の教諭の免許をコピーして偽造したものを提出していたということです。ことし行われた免許の更新手続きの際に教員免許を持っていないことが発覚したということで、栃木県教育委員会では、16日付けでこの教諭の採用を無効にしました。
調査に対し教諭は、「やってはいけないと分かっていたが、採用されたので焦ってやってしまった。子どもや保護者に大変申し訳ない」と話しているということです。
栃木県教育委員会の軽部幸治教職員課長は、「教育の信頼を揺るがす重大な問題で、申し訳ないと思っています」と話していました。栃木県教育委員会では、県内すべての公立学校の教諭およそ1万6000人について緊急に調べ、全員、免許があることを確認したということです。