トップページ社会ニュース一覧清原和博被告が保釈
ニュース詳細

清原和博被告が保釈
3月17日 20時41分

清原和博被告が保釈
k10010447011_201603171922_201603171923.mp4
覚醒剤を使った罪などで起訴された、元プロ野球選手の清原和博被告(48)が逮捕されて以来、44日間にわたって勾留されていた警視庁本部から午後7時前に保釈されました。今後については、持病の検査・治療のため、しばらく入院するとしています。
保釈された元プロ野球選手でタレントの清原和博被告を乗せた車は、勾留されていた警視庁本部の副玄関から17日午後6時50分ごろ、出てきました。
およそ200人の報道関係者が待ち構えるなか、車が出てきましたが、黒いシートで覆われ、車内の様子は確認できませんでした。
清原被告は、先月2日、東京・港区の自宅マンションで覚醒剤を所持していたほか、港区のホテルの部屋で使ったとして、覚醒剤取締法違反の罪で逮捕・起訴されています。
17日午後2時すぎ、東京地方裁判所から保釈を認められ、保釈金500万円の納付を終えたことから、44日間勾留されていた警視庁本部から保釈されました。
清原被告は警視庁を通じてコメントを出し、この中で、「私の犯した罪により、関係者の皆様、ファンの皆様をはじめ、たくさんの方々にご迷惑とご心配をおかけしてしまったことを、心よりお詫び申し上げます。一から出直し、必ず更生することを決意しています」と記しています。
今後については、持病の検査・治療のためしばらく入院するとしていて、午後8時20分すぎ、千葉県松戸市内の総合病院に入りました。
清原被告の初公判は、ことし5月17日に東京地方裁判所で開かれます。

清原容疑者 これまでの捜査

警視庁は、清原被告が覚醒剤を使っているという情報を1年以上前に入手し、捜査を進めてきました。その間も民放のテレビ番組に出演し、薬物疑惑を否定する発言をしていました。捜査は慎重に進められ、清原被告がほかの人とではなく、1人で薬物を所持しているときに、その場で検挙できるかが鍵となっていました。
捜査が動いたのはことし1月31日。清原被告が車で群馬県に出かけ、覚醒剤の密売人の小林和之容疑者(45)と接触するのが確認されたということです。
そして先月2日、覚醒剤を所持しているという確実な情報が得られたことから、東京・港区の自宅マンションの捜索に踏み切り、覚醒剤を発見し逮捕しました。
逮捕直後の尿検査で覚醒剤の反応が出たほか、調べに対し、清原被告が「覚醒剤は注射器で腕に注射したりガラスパイプであぶったりして使用した」と覚醒剤の使用も認めたため、再逮捕されました。
清原被告は、以前は仲介役を通じて覚醒剤を購入していたとみられていますが、去年2月に仲介役が別の事件で逮捕されるなどしたことから、小林容疑者から直接購入するようになったということです。
去年の夏以降、多いときには月に数回、小林容疑者がいる群馬県などに車で出かけ、コンビニエンスストアやホテルなどで接触したあと、都内のホテルに滞在し、港区の自宅に戻る行動を繰り返していたということです。

関連ニュース

k10010447011000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ