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プロ野球 声出しで祝儀などの慣習 広島でも3月17日 16時47分
プロ野球の4つの球団で明らかになった、試合前の円陣で声出しを担当した選手に祝儀として現金を出すなどの慣習が、広島でも行われていたことが分かりました。
これは、17日に都内で開かれたセ・リーグの臨時理事会に出席した広島の鈴木清明球団本部長が明らかにしました。
それによりますと、野手が4~5年ほど前から5連勝以上がかかる試合で、拒む選手を除いて、勝った場合は1人当たり1000円を試合前の円陣で声出しを行った選手に、祝儀として出していたということです。去年は、前の年まで5連勝以上することが少なかったことから、1人当たりの金額を1万円に引き上げていたということです。去年は、5連勝が2回、6連勝が1回でした。
また、守備練習でミスをしたり、練習に遅刻したりするなど、選手どうしで決めたルールを守れなかった際にも、選手が「罰金」として1回当たり1000円を出し、選手の懇親会費や障害者を球場に招待するためのチケットの購入費などに充てていたということです。
鈴木球団本部長は「祝儀の慣習については、法律にも野球協約にも違反していないが、野球賭博の温床になる可能性もある行為だということで、現在は禁止している」と話していました。こうした慣習が明らかになったのは、プロ野球で5球団目となります。
それによりますと、野手が4~5年ほど前から5連勝以上がかかる試合で、拒む選手を除いて、勝った場合は1人当たり1000円を試合前の円陣で声出しを行った選手に、祝儀として出していたということです。去年は、前の年まで5連勝以上することが少なかったことから、1人当たりの金額を1万円に引き上げていたということです。去年は、5連勝が2回、6連勝が1回でした。
また、守備練習でミスをしたり、練習に遅刻したりするなど、選手どうしで決めたルールを守れなかった際にも、選手が「罰金」として1回当たり1000円を出し、選手の懇親会費や障害者を球場に招待するためのチケットの購入費などに充てていたということです。
鈴木球団本部長は「祝儀の慣習については、法律にも野球協約にも違反していないが、野球賭博の温床になる可能性もある行為だということで、現在は禁止している」と話していました。こうした慣習が明らかになったのは、プロ野球で5球団目となります。