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自民 「アダムズ方式」平成32年以降導入を容認
3月17日 19時11分

自民 「アダムズ方式」平成32年以降導入を容認
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衆議院の選挙制度の見直しを巡って、自民党は、17日会合を開き、焦点となっている「アダムズ方式」について、安倍総理大臣の意向も踏まえ、平成32年以降の導入を容認し、各党との協議を進めることを了承し、今後の対応を、谷垣幹事長に一任しました。
17日の会合は、有識者調査会の答申に盛り込まれた「アダムズ方式」と呼ばれる、都道府県に小選挙区の数を割りふる計算式について、大島衆議院議長から、今週中に導入する方針を明確にするよう求められたことを受けて開かれました。
会合で出席者からは、「アダムズ方式」の導入について、「各党の協議ではまとまらなかったため、有識者に検討を委ねたという経緯も大切だ」などと、賛成する意見が出された一方で、「東日本大震災の被災地の議席が減るのは問題で、そうならないよう修正すべきだ」などとして、反対する意見も相次ぎました。
これを受けて、谷垣幹事長は、安倍総理大臣が4年後の次の大規模国勢調査を受けて、「アダムズ方式」を導入すべきだという考えを示していることを踏まえ、「安倍総理大臣が、国会で責任を持って発言したことは、与党として支えていかなければならない」と述べ、平成32年以降の導入を容認して各党との協議を進める考えを示して了承され、今後の対応は谷垣氏に一任されました。

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