私は妻を愛している。でも、たまには言いたいことを言ってもいいだろう。愛しているんだから。な?
妻に限らず、優柔不断な人はいる。僕はその都度、どっちでもいいんじゃないかと思うのだよ。早く決めてくれ。
そこまで考えたのなら、どっちを選んでも一緒だと思う。あと一押しなんて、くじ引きで決めても大差ないって。なんらかの考えがあって、そこまで辿りついたんだから。
◆優柔不断
気が弱く決断力に乏しいこと。また、そのさま。
優柔不断というけれど、そのうちの半分は、ただの準備不足なんだと思うぞ。
◆「ご注文がおきまりになりましたらお呼び下さい。」
●んー。優柔不断だから迷う。
いや待て。
それは、何も考えて無かっただけだろう。何にも準備していなかっただけだろう。
いつも来る和食屋さんじゃないか?
数週間前にも来たじゃないか?
僕には、大してメニュー変更はないと思うぞ。
新しい店ならまだわかる。
久しぶりに来たのなら、それもわかる。
季節のメニューでもあれば、それもわかる。
●んー。うどんにしよかな。うどんんいしよかな。セットにしようかな。
いや待てよ。
そんなんだいたい決めておけよ。
軽めにしようか、がっつり食べようか。
麺類にするか。ご飯ものにするかぐらい考えておいたらどうだい?
夕飯はあれにするつもりだから、お昼は軽めにしておこう。
なんか、お腹が空いているからいっぱい食べたい。
周りの状況から絞ってもいいと思うぞ。
●んー。どれにしようかな。
待て待て。
まだ、メニューとにらめっこしてるのかい?
もしかして、写真1つ1つを見て、ああでもないこうでもないと批評をしているんじゃないだろうね。
そんなんいつまで経っても決まらない。
食べるものを決めるのだよ。食べないものを評価してもしょうがない。
自分が食べたいものを食べればいいの。
それは、自分のお腹に聞くの。自分が決めればいいの。
値段はいいから好きなの食べればいいって言ってるじゃない。
◆「すいませーん。」
んー。うどんとそばの相盛りセットで
お、おう。
絶妙なところに落ち着いたじゃないか。
うどんとそば。両方食べられるしな。しかも、いっぱい食べられるな。
さっき、となりの席のおっさんが頼んでたヤツな。食べきれるかな。
いつも、残さずに食べるところは感心するよ。
細い体のどこに入っていくんだかね。よく動くからかね。
んー。やっぱりこっちのセットにすればよかったかな。
おいおい。
注文後にそれ言うか。
それは、自分に無責任だと思うぞ。
もう、注文したからには腹を決めなさいよ。うどんとそばバラに決めるのだよ。
それに、これから来る相盛りさんにも失礼だと思わないかね。
相盛りさんは、喜んで来ると思うよ。
こちらもその腹づもりで待とうじゃないか。
◆「ごちそうさまでした」
妻の名誉の為に言うが、聡明で美人だと思ってるよ(※)。メニューを一通り見たい気持ちもわかるよ。そうやって迷うのも、会話のタネになっていいとも思う。あなたが、何もかもスパッと決めたら、あなたらしくないしね。まぁ、いいよいつものことだから、じっくり迷ってください。今回は引き合いに出してごめんね。
ただ、優柔不断というけれど、そのうちの半分は、ただの準備不足なんだと思うぞ。次に起きることを想定して準備していると、迷うことも減ると思うよ。そもそも決断を迫られる状況が減るんだ。優柔不断の半分は入念な準備をすることで減ると思う。
※妻は当ブログの存在を知っています。機嫌がよいときに、当エントリーが読まれることを祈っています。
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