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東芝 三重の半導体工場に3600億円投資3月17日 15時59分
不正会計の問題を受けて経営の立て直しを進めている大手電機メーカーの「東芝」は、スマートフォンなどに使う最新の半導体の製造を増やすため、今後3年間で3600億円を投資して三重県にある半導体の工場を拡張すると発表しました。
発表によりますと、東芝は、スマートフォンや企業のサーバーなどに使う「3次元フラッシュメモリー」と呼ばれる最新の記憶用半導体の製造を増やすため、三重県四日市市の半導体の工場を拡張することを決めました。東芝の投資額は、今後3年間で3600億円に上る見込みで、四日市工場で共同生産をしているアメリカの半導体メーカーも、これとは別に設備投資を検討しているということです。
不正な会計問題を受けて、経営の立て直しを進めている「東芝」は、半導体やエネルギーは中核の事業として投資を集中して行う方針です。とりわけ半導体については、韓国などのメーカーとの厳しい競争に勝ち残るため多額の設備投資が必要になっていて、東芝は将来の需要拡大を見込んで今後も投資を強化するとしています。
一方、東芝は医療事業を手がける子会社「東芝メディカルシステムズ」のすべての株式を、大手精密機器メーカーの「キヤノン」に6655億円で売却することで正式に合意したことも発表しました。これによって、東芝は、大規模なリストラなどによって悪化していた厳しい財務状況の改善に一定のめどがついたとしていて、今後の焦点となる将来の成長戦略については、18日発表する新たな事業計画で明らかにすることにしています。
不正な会計問題を受けて、経営の立て直しを進めている「東芝」は、半導体やエネルギーは中核の事業として投資を集中して行う方針です。とりわけ半導体については、韓国などのメーカーとの厳しい競争に勝ち残るため多額の設備投資が必要になっていて、東芝は将来の需要拡大を見込んで今後も投資を強化するとしています。
一方、東芝は医療事業を手がける子会社「東芝メディカルシステムズ」のすべての株式を、大手精密機器メーカーの「キヤノン」に6655億円で売却することで正式に合意したことも発表しました。これによって、東芝は、大規模なリストラなどによって悪化していた厳しい財務状況の改善に一定のめどがついたとしていて、今後の焦点となる将来の成長戦略については、18日発表する新たな事業計画で明らかにすることにしています。