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スマホによってゲームはコミュニケーションのための話題を提供するものになった

最近はまたスマホのゲームを遊ぶことが多いんだけど、どのゲームにしろきっかけは他人から薦められてスタートしている。要するに、つきあい。コミュニケーション。


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コミュニケーション・ツールとしてのゲーム

ゲームそのものを楽しむよりも、職場の休憩時間とか、たまに食事に行く人達とかと盛り上がれるのが楽しくて遊んでいる。もちろん、ゲーム自体も面白いんだけどさ。


でも、自分だけじゃないだろう。スマホのゲームってつきあいやコミュニケーションツールとしてプレイしている人が多いんじゃないかな。だからこそこれだけ広がっているんだと思う。

スマホのゲームはコンシューマゲームに比べてずっと女性ユーザーが多いように思うけど、それもきっと同じ理由だ。


「白猫プロジェクト」のCMなんか見ているとわかるけど、ゲームの内容よりも「みんなやっているよ、みんなで遊ぶのは楽しいよね、さあ君もやろう!」ってノリだもんな。



とてもゲームのCMとは思えないさわやかさ、テンションの高さ、リア充度。でも、こういう「みんなで盛り上がってるぜ」的なイメージを求めてスマホのゲームをしている人が多いと思うんだよ。

共通の話題になるものが重宝される時代

このブログで何度も何度も繰り返し書いている話だと思うけど、今はとにかく娯楽も趣味もライフスタイルも多様化しすぎてしまっていて、「共通の話題」を見つけるのがすごく難しい時代になっているんだよね。

だから、共通の話題として盛り上がれるものや、コミュニケーションのきっかけになるものはなんであれ重宝されるんだ。


「みんな遊んでいるから自分も遊びたい」というのは普通の感覚だし、大事なことだと思う。人間はなんであれ他人と精神的なつながりを持っていることで安心できる生き物だからね。ちょっと大げさかい?


昭和生まれの人達がやたら昔の話をしたがるのも、それが共通の話題だからなんだよ。昔はそんなに娯楽が無かったから、みんな同じようなものを見て聞いて遊んでいたんだ。

でも今は違う。だから、能動的に何かを見つけていかなくちゃいけない。で、ゲームってのはものすごい手軽で間口が広いからね。


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