こんにちは、のえる(仮)です( ´ ▽ ` )ノ
函館での「常連さんになりたいお店」選定が未だに難航しております。
以前にも書きましたが、函館には大きく分けて二つのエリアがあります。
1つ目はJR函館駅を中心とした「大門エリア」。昔と比べるとだいぶ寂れてしまっていますが、未だに居酒屋さんや飲み屋さんなど、それなりの数があります。良く行く屋台村風の「大門横丁」や、「バージェイズ」さんなどがあるのもこちらのエリア。
2つ目は五稜郭近辺の「本町エリア」。大門エリアに比べて飲み屋さんの数が多く、居酒屋さんやオシャレなお店も多い、函館で夜遊ぶとなれば今や断然こちらになります。
以前は「本町エリア」にいきつけの居酒屋さんがあったので、そこを軸にして特に迷うこともなく飲み歩いていたのですが、そのお店が無くなってからは迷走を続けております。
何度か店選びに失敗して意識的に「大門エリア」に泊まるようにしてたってのもありますが…。
美味しい居酒屋さんを知らないわけじゃないんですが、札幌から来たんだったらここ連れて行けば間違いないだろ、って具合に接待に使われることも多いので、取引先と顔をあわせる可能性も高いので難しいんですよね(笑)
ということで今回は他力です!
函館エリアの情報通の力を借りることにしました。
階段を昇りますと前割り焼酎の甕があり、オススメのお酒なのが一目瞭然。
今日は日本酒の気分だがな!
とか言いながらとりあえずビール…。
仕事終わりにはプハーッといきたいですよね…。
「お通し」
ポテトフライが激ウマ…。
キャベツの漬けたのもサッパリしてておいしい。
お洒落な鉄火巻もお酒を飲む前の準備運動にもってこいですね!
お腹も空いていたのでサクサク頼みます。
「刺し盛り一人前」
本鮪、鯛含みでこじんまりと五種盛り。
お値段は控えめですがネタ自体はハイクオリティ。
鮪は口の中で蕩ける美味さ。
どどんっ!
下が「筍の天婦羅」、上は「北寄貝のなめろう」です。
お酒は日本酒ですが面白い銘柄だったので後述します。
もうね、筍美味すぎ(笑)
噛んだ瞬間から甘味が滲み出てくる。
苦味やエグミは一切無し。
多分すごく丁寧な下拵えなんだと思う。
歯応えも良い具合でした。
天つゆもあったけどこれは塩が一番だな。
北寄貝(ほっきがい)は北海道苫小牧市の名産で、コリコリした甘味の多い貝です。
貝のなめろうは初めて食べたけど、ワタまで混ざってて甘味と苦味の混じり合った大人の味。
酒が進む!
最後に可愛らしい「漬物盛り合わせ」。
全体的に薄味の京風漬物。
パリポリ食べながらお酒が進みますな。
で、締め!
入店から結構な客入りで繁盛ぶりが伺えます。
でも決して騒がしい感じはせず、皆さんお酒と料理を楽しまれている様子でしたね。
お酒は今回飲んだソガも含めて、珍しい物も多かったように感じます。
料理に合わせて選ばれているんだろうと想像いたします。
料理自体はボリューム控えめですが、逆に私のように1人でも品数を頼めますので高評価。
刺し盛り1人前750円であのクオリティなら毎回頼んじゃう(笑)
素材が良いのはすぐわかったんですけど、調理の方も半端じゃないです。
今の時期の筍で全くエグミがないってのはさすがに驚きました。
今回はお店の方とはほとんどお話ししませんでしたが、通ってみたいお店ですね。
ご馳走様でしたm(._.)m
【今日のお酒】
Sogga pere et fils
LE SAKE EROTIQUE
NUMERO SIX
(ソガ ペール エ フィス
ル サケ エロティック
ヌメロ シス)
ワイナリーなのです!
そして「エロティック」。
日本酒でエロティックとかグッときますね。
どうやらワイン造りに適さない厳冬期に、趣味でほんの少量だけ日本酒の仕込みをされているそう。
酵母や醸造方法を組み合わせて、毎年試行錯誤されているとか。
今回頂いたヌメロシスは、日本酒っぽくない日本酒でしたが、甘味と酸味のバランスが良く、爽やかな飲み口や風味の豊かさで物凄く飲みやすかったです。
白ワインかと間違うぐらいフルーティ。
趣味で作ってるとはとても思えないクオリティでした(-。-;
ドメーヌタカヒコと言いまして、こちらは赤ワインを飲んだことがあり、今回ソガを頼んでみました。
ソガペール エ フィス【NUМERO SIX 6号】 2015 1500ml |