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のえる(仮)のなんでもかんそうぶん

札幌市すすきの・大通界隈で(大体)1人で食べ歩きや飲み歩き、読書や日常などのなんでも感想文です。

函館「醍醐」 珍しい日本酒とおひとり様に嬉しい料理に唸る

居酒屋 ビール 函館 日本酒

こんにちは、のえる(仮)です( ´ ▽ ` )ノ

 
函館での「常連さんになりたいお店」選定が未だに難航しております。
以前にも書きましたが、函館には大きく分けて二つのエリアがあります。
1つ目はJR函館駅を中心とした「大門エリア」。昔と比べるとだいぶ寂れてしまっていますが、未だに居酒屋さんや飲み屋さんなど、それなりの数があります。良く行く屋台村風の「大門横丁」や、「バージェイズ」さんなどがあるのもこちらのエリア。
2つ目は五稜郭近辺の「本町エリア」。大門エリアに比べて飲み屋さんの数が多く、居酒屋さんやオシャレなお店も多い、函館で夜遊ぶとなれば今や断然こちらになります。
以前は「本町エリア」にいきつけの居酒屋さんがあったので、そこを軸にして特に迷うこともなく飲み歩いていたのですが、そのお店が無くなってからは迷走を続けております。
何度か店選びに失敗して意識的に「大門エリア」に泊まるようにしてたってのもありますが…。
美味しい居酒屋さんを知らないわけじゃないんですが、札幌から来たんだったらここ連れて行けば間違いないだろ、って具合に接待に使われることも多いので、取引先と顔をあわせる可能性も高いので難しいんですよね(笑)
 
ということで今回は他力です!
函館エリアの情報通の力を借りることにしました。

函館 三十路女のグルメブログ

函館でグルメ活動をされている女王「みそ子」さん、参考にさせて頂きました!


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「醍醐」さんです。
路面電車五稜郭公園前停留所から北東方面、今回宿泊したホテルネッツから徒歩二分で到着です。
きらびやかな中心街からは少し外れたところにあります。
 
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階段を昇りますと前割り焼酎の甕があり、オススメのお酒なのが一目瞭然。
今日は日本酒の気分だがな!
 
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とか言いながらとりあえずビール…。
仕事終わりにはプハーッといきたいですよね…。
 
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「お通し」
ポテトフライが激ウマ…。
キャベツの漬けたのもサッパリしてておいしい。
お洒落な鉄火巻もお酒を飲む前の準備運動にもってこいですね!
 
お腹も空いていたのでサクサク頼みます。
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「刺し盛り一人前」
本鮪、鯛含みでこじんまりと五種盛り。
お値段は控えめですがネタ自体はハイクオリティ。
鮪は口の中で蕩ける美味さ。

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どどんっ!
下が「筍の天婦羅」、上は「北寄貝のなめろう」です。
お酒は日本酒ですが面白い銘柄だったので後述します。
もうね、筍美味すぎ(笑)
噛んだ瞬間から甘味が滲み出てくる。
苦味やエグミは一切無し。
多分すごく丁寧な下拵えなんだと思う。
歯応えも良い具合でした。
天つゆもあったけどこれは塩が一番だな。
北寄貝(ほっきがい)は北海道苫小牧市の名産で、コリコリした甘味の多い貝です。
貝のなめろうは初めて食べたけど、ワタまで混ざってて甘味と苦味の混じり合った大人の味。
酒が進む!

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最後に可愛らしい「漬物盛り合わせ」。
全体的に薄味の京風漬物。
パリポリ食べながらお酒が進みますな。
で、締め!

入店から結構な客入りで繁盛ぶりが伺えます。
でも決して騒がしい感じはせず、皆さんお酒と料理を楽しまれている様子でしたね。
お酒は今回飲んだソガも含めて、珍しい物も多かったように感じます。
料理に合わせて選ばれているんだろうと想像いたします。
料理自体はボリューム控えめですが、逆に私のように1人でも品数を頼めますので高評価。
刺し盛り1人前750円であのクオリティなら毎回頼んじゃう(笑)
素材が良いのはすぐわかったんですけど、調理の方も半端じゃないです。
今の時期の筍で全くエグミがないってのはさすがに驚きました。

今回はお店の方とはほとんどお話ししませんでしたが、通ってみたいお店ですね。

ご馳走様でしたm(._.)m


【今日のお酒】
Sogga pere et fils
LE SAKE EROTIQUE
NUMERO SIX
(ソガ ペール エ フィス 
 ル サケ エロティック
 ヌメロ シス)
醸造元は長野県の小布施ワイナリー。
ワイナリーなのです!
そして「エロティック」。
日本酒でエロティックとかグッときますね。
どうやらワイン造りに適さない厳冬期に、趣味でほんの少量だけ日本酒の仕込みをされているそう。
酵母や醸造方法を組み合わせて、毎年試行錯誤されているとか。
今回頂いたヌメロシスは、日本酒っぽくない日本酒でしたが、甘味と酸味のバランスが良く、爽やかな飲み口や風味の豊かさで物凄く飲みやすかったです。
白ワインかと間違うぐらいフルーティ。
趣味で作ってるとはとても思えないクオリティでした(-。-;
ちなみにソガというのは醸造責任者の曽我さんの名前が由来ですが、この方の弟さんが北海道の余市町でワイン造りをされています。
ドメーヌタカヒコと言いまして、こちらは赤ワインを飲んだことがあり、今回ソガを頼んでみました。

ソガペール エ フィス【NUМERO SIX 6号】 2015 1500ml

ソガペール エ フィス【NUМERO SIX 6号】 2015 1500ml
価格:6,480円(税込、送料別)