香川県のニュース
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旧御殿水源地施設が登録文化財に
大正時代に建設され、高松の水道事業を支えた旧御殿水源地にある4つの施設が新たに国の登録有形文化財に選ばれることになりました。
高松市鶴市町にある旧御殿水源地には高松市が水道事業を始めるにあたって大正4年から7年頃にかけて建設した施設が、現在もほぼ当時の姿のまま保存されています。
これまでに、旧ポンプ室と旧事務室が国の登録有形文化財となっていますが、11日、東京都内で開かれた国の文化審議会で、新たに倉庫や門柱など4つの施設を選ぶよう答申されました。
このうち倉庫は屋根を支える「はり」や柱の骨組みが当時の洋風建築に特徴的な「キングポストトラス」という組み方になっています。
また、地下の設備を点検する際、作業員が出入りするために設けられた「人孔」と呼ばれる施設は六角形に組まれたれんがの上に花こう岩でできた「ふた」がかぶせられていて、同様の施設としては国内で最も初期のものだということです。
このほか、▼水源地の入り口の門柱と▼周囲の擁壁も選ばれることになりました。
今回の4件を含めて香川県内の国の登録有形文化財は393件となります。
03月11日 18時50分