- 2016年3月7日
シラスや美しい砂浜サンサンビーチが魅力!愛知の離島「篠島」を訪ねて
愛知県の三河湾に浮かぶ3つの島のうち、「篠島」はいちばん沖合にありながら知多半島との最短距離はわずか3km。離島と呼ぶにはふさわしくないかもしれませんが、愛知県民でさえ頻繁には訪れない島だけに、日帰りで訪れてもちょっとした旅行気分が味わえるオススメの島です。
知多半島から高速船でわずか10分
「篠島」へは、知多半島の先端にある師崎港から高速船でわずか10分で到着します。名古屋方面から名鉄電車を利用する方は名鉄河和線の終点、河和駅から徒歩数分、「河和港」からも船が出ており、所要時間は30分ほどです。
三河湾内を航行する船ですので比較的揺れは少ないですが、冬場の強風時には上下にかなり揺れます。高速船ですのでフェリーのような船酔いは起きません。船内では風が強くなければデッキで過ごすのもおすすめです。便によっては愛知県のもうひとつの半島、渥美半島の伊良湖岬まで向かうものもあります。
高速船の発着場になっている「島の駅 SHINOJIMA」
知多半島からやってきた高速船が「篠島」の港に到着すると、目の前に見えてくるのが「島の駅 SHINOJIMA」です。ここでは高速船の乗船券の販売のほか、「篠島」の観光案内、軽食コーナーなどがあり、「篠島」の玄関口となっています。2014年4月にオープンした比較的新しい施設ですので、中もとてもきれいで快適です。こちらの施設ではレンタサイクルも扱っていますので、「篠島」の周遊に利用してみてはいかがでしょうか。
シラスの水揚げ日本一の「篠島」
「篠島」はシラスの漁獲高が日本一。篠島のゆるキャラ「しらっぴー」はシラスの妖精で、「島の駅 SHINOJIMA」の看板にも登場しています。「島の駅 SHINOJIMA」の軽食コーナーでも「シラス丼」が食べられますし、島内の食堂の多くもシラスを使った料理を扱っています。
「島の駅 SHINOJIMA 」で「篠島」の観光マップを手に入れたら、さっそく島内を散策してみましょう。
海沿いを歩いていると、多くの漁船や「海苔」の漁具が見えてきます。造船所やかつての造り酒屋なども建物も見られます。のどかな漁村の風景に心が癒されます。
島内の移動は軽トラか原付バイク
「篠島」にはフェリー便もありますが、観光客のマイカーの乗り入れはできません。ですから島内を走っている車の数は比較的少なく、宿の送迎に使うワゴン車、マイクロバス、そして島民が使っている軽トラしか見当たりません。道路も集落に入ると極端にせまく、移動には原付バイクが便利なようです。
いちばん高い地点は49メートル 起伏のある島です
「篠島」は三河湾に浮かぶ3つの島の中で、いちばん標高が高い地点、標高49.1メートルの地点があり、起伏の多い島です。階段になっている路地や、急な坂道も多く、「篠島」をゆっくり歩くと2時間ほどはかかります。舗装されていない山道を進むと、無人島の「野島」が見えるスポットに出ます。「篠島」より標高がわずかに高い50.5メートルの地点がある「野島」は、灯台もあります。
美しい砂浜が800メートルも続く「サンサンビーチ」
「篠島」のいちばんの自慢は、800メートルも続く美しい砂浜「サンサンビーチ」です。夏場は多くの海水浴客でにぎわうビーチで、お子さんも安全に遊べる海水浴場です。どちらかというとファミリー向けのビーチで、ゴミひとつ落ちていません。整備がきちんとされている美しいビーチです。
名古屋城築城の際に「篠島」の石を利用
「篠島」は石の産地としても有名です。戦国武将の加藤清正が名古屋城築城の際に、石垣に使用する石を「篠島」から数多く運んだとのことで、名古屋城の加藤清正像の横には「篠島」から切り出された「矢穴石」が展示されています。「篠島」には当時切り出したときのノミの跡も残っており、島内32か所に石を切り出した跡が確認できるそうです。島の小学校、中学校が見渡せる高台に出ると、「篠島」の断崖絶壁を見ることができます。
のんびりとした時間が流れる「篠島」
せまい路地でひなたぼっこしている猫が、めんどくさそうに道を譲る姿に申し訳なく思うと同時に、とてものんびりとした時間が流れているのを感じ取ることができます。そんなゆったりとした時間が過ごせる「篠島」の風景。愛知県の離島にいることを忘れてしまうような、非日常の世界がわずかな時間でも感じられるのが島の魅力でもあります。
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