すべての線路は、異世界へつながる。
クラスでは「鉄豚」「豚サブレー」と罵られる高校生、宇都輪三郎(うつわ さぶろう)。自他共に認める鉄道マニアである彼は、JR創立三十周年を迎える年に行われたスタンプラリー企画に参加していた。
最初は単なる記念スタンプを求める旅行気分だった、だが山の中を突き進むキハ120の車内で聞こえた謎の声に誘われるままに、三郎は山間の小駅へと降り立つ。
滴る清水に打たれるようにして輝く龍形の印章――ドラゴンスタンプ――を手にした瞬間、突如として現れる金髪の少女。いきなりの銃撃、三郎の目の前へと驀進する蒸気機関車。
動輪の重厚な響きが鳴り渡る中、異世界への扉は開かれる!
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