手前味噌で誠に申し訳ないが優秀社員賞というものを頂く運びになった。1年365日24時間いつ何時もトラブルあれば駆けつけるオンコール待機という職務を2年間、昨年は1人部下が増えたので180日になり、人が増えることはスンバラシイ!と思っていた。しかし、その部下が意識が高くなりすぎてついに天元突破。この度3月末で退職するはこびとなった。先に逝くのは年長者の役割だと僕は思っていたが、なんとか彼がモノになるまで面倒見ようそう思った矢先に先立たれた絶望に僕はきっとカミナが死んだ時のシモンより落ち込んでいたに違いない。また、ひとりぼっちの戦争を始めないといけない、俺かわいそう。そう別の部署の人たちは哀れみの目で僕を見るけれど誰も僕を助けてくれない。世の中なんてこんなもんさ。そう言って日々のストレスをアルコールで胃袋に流し込んで今を生きている。そして、ついに僕の螺旋力が増強されたのかある日いつものように日頃の黒い何かをアルコールと一緒に流し込み意識が浅いまま寝ていると「胸から喉にわき上がってくるこの焼けるような感覚は。。」という無意識の声で目が覚めた。寝ゲロだった。幸い飲むと食事を一切取らないタイプの人間なので胃袋はEMPTYだったので最悪の事態は免れた。胃液が少しシーツに枕もとで日本地図を描いているくらいですんだ。これなら朝には嫁にもバレずに乾くだろう。そう思って二度寝した。僕のギガドリルは天をつくべきモノなのにもう天地無用な約束を破り下に頭を垂れていた。
そんな状況を見てかみ無いか?会社は僕を哀れんだのか?優秀社畜賞を頂く運びになった。社員400人中総合評価11位。当然と言えば当然である。10人居た部署はいまや3人それで回していたら1人3人分の仕事をしなければいけないのだ、貢献度的には文句ないだろう。「俺仕事頑張ったよ!」そう胸を張って嫁にその旨を伝えると「家庭の貢献度はゼロです。」ときついお言葉。返す言葉が僕の辞書には存在しなかった。まだ、職場の方があたたかい。そう思えた金曜日の夜だった。
そして、ついに授賞式当日、支社に出ている僕は本社に出向いた。もちろん、タクシー、ハイアーなどの交通手段はない。自腹である。片道1000円以上。しかし、表彰される以上副賞がつくのが世の常。授賞式のシャッチョーの一言「今回は君たちのモチベーションを上げるためにご褒美を用意した。」期待するなと言っても期待してしまうこの言葉。そして授与式で受け取る賞状と副賞。
中身はなんと図書カード1000円。
交通費考えると赤字である、さらにその出席のために半休取っておりその時の仕事は利子が付いて貯まっていく、「畜生!」と僕は心の中で呟いた。
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