ブラウザ上で簡単に競合調査ができるオススメのChrome拡張機能10選
ferret編集部:2015年7月7日に公開された記事を再編集しています。
ビジネスにおいて必須ともいえる競合調査は、今やテクノロジーの進化によってより詳細な部分まで調査することができます。
競合調査をChromeの拡張機能(アドオン)で簡単に導入できて手軽に実施することも可能です。
今回は、自社で運営するホームページやネットショップなどの競合をチェックする際に便利なChromeの拡張機能(アドオン)をまとめてご紹介します。
ブラウザ上で簡単に競合調査ができるオススメのChrome拡張機能
1.SEO SERP
https://chrome.google.com/webstore/detail/seo-serp-workbench/ehbgolklgacemnfnmkkpgekngaaggjjl
競合のホームページが検索エンジン上で、何位の順位なのかを気になることはありませんか?
有料・無料問わずキーワード単位で順位を計測するアプリケーションは出ていますが、起動するのが手間だと感じる方にオススメなのがSEO SERPです。
このアドオンは、特定のホームページ対して調べたいキーワードの順位を定点観測することができます。
例えば、自社では専用の順位計測ツールを使い、他社は簡易的なアドオンで計測するといった運用がオススメです。自社で順位に変化が起きた際に、他のページも同様に変動が起きているのかなどの現状把握に活用することができます。
2.Appspector
https://chrome.google.com/webstore/detail/appspector/homgcnaoacgigpkkljjjekpignblkeae
調べたいホームページが使用しているCMS、アプリケーション、ソーシャルメディアを利用しているかなど、表面上では分からない情報をアドレスバーに表示してくれる拡張機能です。
PHPやjQueryのバージョンも確認をできるため、競合となるホームページがどういった技術を駆使しているのか、それを自社で応用することができるのかといった活用にも適しています。
試しに、この拡張機能を使い、上場企業のページを調べてみると、ブログにも使われる最もポピュラーなCMSのWordpressを使っている企業が多いなど、新たな気づきや上司を説得する材料としても活用できそうです。
3.ColorZilla
https://chrome.google.com/webstore/detail/colorzilla/bhlhnicpbhignbdhedgjhgdocnmhomnp
デザイン面においても競合調査は、重要な判断材料となります。
なぜなら、デザインから競合の意図を考察することができるからです。
そういった際に、単純な色の違いだけでなく、具体的にどのカラーコードを使用しているかといったことを調べる際にColorZillaは重宝します。
マウスカーソルを合わせたエリアのカラーコードやCSSの情報も表示されます。
もちろん、デザイナーの方にとっても便利なツールですので、幅広く利用できます。
4.Google Similar Pages
https://chrome.google.com/webstore/detail/google-similar-pages/pjnfggphgdjblhfjaphkjhfpiiekbbej?hl=ja
競合調査をする際、いくつもの情報を調べ上げたうえで必要な情報のみを残していくといった手段が定説です。
そのための調査で効率的に競合となるであろうホームページを簡単に調べられるのがGoogle Similar Pagesです。追加するとアドレスバーにアイコンが表示されますので、クリックすると現在閲覧中のページに類似するページが一覧で表示される仕組みになっています。
5.SEO Site Tools
https://chrome.google.com/webstore/detail/seo-site-tools-site-analy/femogmcmjpjkokoojcljkpfdifkpbbpp
競合の内部リンク数、アクセス数、被リンク数やインデックス数まで、おおよそのSEO対策状況などを見ることができる拡張機能です。
ソーシャルメディアでのシェア状況なども表示されるため、どんな投稿をしているかを調べる事もできます。Googleの検索エンジンがアップデートされた際など、定点でチェックしておくと競合の状況が一目でわかります。
6.AdMatrix Analytics
https://chrome.google.com/webstore/detail/admatrix-analytics/flelcckedladbpaemccaajnnnaobhplb
競合他社がどのようなキーワードでSEO対策を行っているかをチェックすることは重要なことです。
この拡張機能を使えば「titleタグ」や「metaタグ」の内容、h1やh2などの「見出しタグ」や「キーワード含有率」まで確認することができます。
競合のページがSEO対策において重要なタグにどういった記述をしているかを可視化してくれるので、競合のホームページを構造から丸裸にすることができる便利なツールです。
7.SimilarWeb
https://chrome.google.com/webstore/detail/similarweb-site-traffic-s/hoklmmgfnpapgjgcpechhaamimifchmp
競合を丸裸にできるといったキャッチコピーで有名な競合分析サービスのChrome拡張機能版です。
これによって分かる情報は、月間のユーザー数推移、滞在時間、チャネル別の流入比率(検索エンジン、ソーシャルメディア、外部サイト)などです。競合がどういったチャネルに力を入れてるのかが一目瞭然になる非常に便利な拡張機能です。
8.BuiltWith Technology Profiler
https://chrome.google.com/webstore/detail/builtwith-technology-prof/dapjbgnjinbpoindlpdmhochffioedbn
こちらの拡張機能は、先ほどのAppspectorと同様にホームページを構築している技術を可視化することができるレントゲンのようなツールです。
ウェブサーバは何を使っていてCMSはどれ使っているかなど、ブラウザから簡単にチェックできるので便利です。
技術者であるデザイナーやコーダーだけでなく、Web担当者の方ももチェックしておいて損はないでしょう。
9.Ghostery
https://chrome.google.com/webstore/detail/ghostery/mlomiejdfkolichcflejclcbmpeaniij
Ghosteryは、GoogleやFacebookのクローラーがどのようなにトラッキングしているかをチェックするものですが、応用することで競合他社がどのようにトラッキングされているかを解析することができます。
10.Social Analytics
https://chrome.google.com/webstore/detail/social-analytics/pgckigmaefoaemjpijdepakcghjkggmg/reviews?hl=ja
競合がソーシャルメディアでどれくらい反響を得ているのかが気になるいうことではないでしょうか?
そんなときに役に立つのがSocial Analyticsです。文字通り閲覧中のページがFacebookなどのソーシャルメディアで、どれくらいシェアされていて、どれくらいコメントされているかなどを一目で確認できるようになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。「競合調査にオススメのChrome拡張機能まとめ」をご紹介しました。
今回ご紹介した競合調査にオススメの拡張機能は、様々な視点から競合の情報を可視化することができます。それに、ブラウザで手軽にできるというのも魅力的なので、思い立ったときにすぐ使えるというのが便利です。
気になった拡張機能があったらまずはダウンロードして使ってみてはいかがでしょうか。