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シリア停戦時間入り 国連が確認進める
2月27日 11時41分

シリア停戦時間入り 国連が確認進める
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内戦が続くシリアで、アサド政権と反政府勢力が、アメリカとロシアの呼びかけに応じて戦闘を停止する時間に入りましたが、北部のアレッポなどで戦闘が続いているという情報もあり、国連は、停戦が守られているか確認を進めています。
シリアでは、アサド政権と反政府勢力の双方が、アメリカとロシアから呼びかけられた現地時間の27日午前0時(日本時間の27日午前7時)からの停戦に応じる姿勢を示していて、今のところ、停戦が破られたと非難する声明などは出ていません。
国連のデミストラ特使はスイスのジュネーブで記者会見を行い、「通告の期限までに合わせて97の反政府勢力と、政権側が停戦を受け入れる意思を示した」と述べ、主要な勢力が停戦に応じているという認識を示しました。
国連によりますと、首都ダマスカスと南部のダラアでは戦闘が停止していますが、反政府勢力の関係者によりますと、北部のアレッポのほか、中部ホムスの近郊などで戦闘が続いているという情報もあるということです。
各勢力からの停戦受け入れの通告を受けて、アメリカとロシアは、当事者と関係国が攻撃をしない地域を設定しているとみられます。それ以外の場所のうち、過激派組織IS=イスラミックステートなどが支配している地域では攻撃を認めていて、国連は、どの地域で戦闘が起きているのか調べるとともに、停戦が守られているか確認を進めています。

国連安保理 停戦支持などの決議採択

シリアでアサド政権と反政府勢力が、アメリカとロシアの呼びかけに応じて戦闘を停止することになっていた時間に合わせて、国連の安全保障理事会では26日、会合が開かれました。
会合には国連のデミストラ特使がテレビ電話で参加し、停戦が保たれ人道支援が行われれば、来月7日にアサド政権と反政府勢力との和平協議を再開したいという考えを示しました。そのうえで、デミストラ特使は「われわれは今、歴史の分かれ道に立っている。殺りくと破壊に終止符を打ち、シリアの人々に新しい暮らしと希望をもたらすことができるかが問われている」と述べ、各国に協力を求めました。
このあと安保理では、アメリカとロシアが共同で提案した停戦と和平協議の再開を強く支持する決議が全会一致で採択されました。
会合ではシリアのジャファリ国連大使も発言し、「シリア政府を代表して停戦を順守し、和平協議に参加することを宣言する」と述べ、停戦を受け入れる姿勢を示しました。一方で、ジャファリ大使はテロとの戦いは継続するとも強調しており、実際に停戦が守られるのか予断を許さない情勢です。

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