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北朝鮮外相 国連人権理事会へ出発2月27日 16時20分
北朝鮮のリ・スヨン外相は、スイスで開かれる国連人権理事会に出席するため、27日、ピョンヤンを出発し、これまでにない厳しい制裁内容を盛り込んだ決議案が国連安全保障理事会に提出され、北朝鮮に対する国際的な圧力が強まるなか、反発を示すものとみられます。
北朝鮮のリ・スヨン外相は、今月29日からスイスのジュネーブで開かれる国連人権理事会に出席するため、27日、ピョンヤンを出発し、経由地の中国・北京空港に到着しました。
リ外相は来月1日に国連人権理事会で演説する予定で、北京空港では、集まった報道陣をいちべつすることもなく、中国駐在の北朝鮮大使に付き添われて足早に車に乗り込み、空港を後にしました。
今回の国連人権理事会では、北朝鮮の人権状況についての新たな報告書が提出される見通しで、報告書はキム・ジョンウン(金正恩)第1書記らが「人道に対する罪」に当たる可能性があり、国際社会は責任を追及する方法を検討すべきだとしています。また、北朝鮮による4回目の核実験と事実上の長距離弾道ミサイル発射を受けて国連安保理でかつてなく厳しい制裁の決議案が提出され、国際的な圧力が強まるなか、リ外相は、これに強く反発し、核実験と事実上の長距離弾道ミサイル発射は正当なものだと主張するとみられます。
リ外相は来月1日に国連人権理事会で演説する予定で、北京空港では、集まった報道陣をいちべつすることもなく、中国駐在の北朝鮮大使に付き添われて足早に車に乗り込み、空港を後にしました。
今回の国連人権理事会では、北朝鮮の人権状況についての新たな報告書が提出される見通しで、報告書はキム・ジョンウン(金正恩)第1書記らが「人道に対する罪」に当たる可能性があり、国際社会は責任を追及する方法を検討すべきだとしています。また、北朝鮮による4回目の核実験と事実上の長距離弾道ミサイル発射を受けて国連安保理でかつてなく厳しい制裁の決議案が提出され、国際的な圧力が強まるなか、リ外相は、これに強く反発し、核実験と事実上の長距離弾道ミサイル発射は正当なものだと主張するとみられます。