鴻海「シャープとの調印は当面見合わせる」

世紀の大型買収は本当に成立するのか

鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は一筋縄ではいかない経営者だ(撮影:Leon Suen )

経営再建中のシャープは2月25日午前の臨時取締役会で、台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業の買収提案を受け入れることを決めた。が、鴻海は同日午後、シャープとの資本提携契約への調印をしばらく見合わせると声明文で、明らかにした。24日に「シャープが新たな重要文書を鴻海に示したこと」が理由という。

声明文は同日午後5時ごろ、台湾国内の複数の報道機関に対し、広報責任者・黄欽旻氏の名義のメールで発表された。声明文によると、シャープが24日朝、新たな重要文書を鴻海側に提示したため、鴻海はシャープ側に対し、「われわれは内容を精査しなければならず、両社の共通認識が成立するまでは調印をしばらく見合わせる」と、25日のシャープの臨時取締役会が行われる前に伝えたという。

関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • Quelon-
  • Facebook-
Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
テリー・ゴウのカネ、人、野望

鴻海(ホンハイ)、ついにシャープを買収か。産業革新機構と競っている状態だが、会長のテリー・ゴウは昨年末「シャープは間違いなく買収できる」と断言。この確信の根拠は何か。

  • 新刊
  • ランキング