国土交通省は、小型無人飛行機ドローンを活用した新たな買い物代行サービスの初の輸送実験を徳島県で実施されました。
日本でも高齢者の割合が年々増加し、遠くまで買い出しに行けないという地域特有の悩みを抱えています。また、雪や地震の影響で道路が閉ざされ、緊急で商品を届けなければいけないという事態をニュースで見かけます。それらの問題を解決する手段の1つとして、今回ドローンに脚光が集まっています。
出典:MIKAWAYA21
実証実験の概要とは?
国土交通省は、買い物代行サービスの事業化を構想しているMIKAWAYA21と共同で、無人航空機による貨物輸送実験を実施します。
このドローンによる実験は、近い将来、人手を掛けずに短時間で貨物を届けることのできる輸送手段として、日々の暮らしをより便利で、豊かなものとすることが期待されています。
国土交通省は、早期事業化へ向けて期待が寄せられる過疎地での実験を通じて、運搬上の安全面や地区住民のアンケートを通じて課題の洗い出しを行い、整備を進めています。
500mの距離を飛行する実証実験
実験で使用したドローンは、カーボンファイバー製の8軸ローターのマルチヘリコプターで、最大6kgの商品を運搬することができます。航空時間は最大20分で、8m/sの風にも耐えられます。
機体に貨物を搭載し、3m/sの速度で高度50mの所から東北方向へ500m飛行します。離着陸時のみ手動操作し、飛行は自動航行を予定しています。
出典:国土交通省プレスリリース
MIKAWAYA21はサービス構想を動画で紹介
MIKAWAYA21は、シニア世代を対象に、庭の掃除や家具の移動、買い物代行など「まごころサポート」と呼ばれるおてつだいサービスを展開しています。今回、最新テクノロジーを活用した未来の「まごころサポート」を実現すべく、ドローンを活用した実証実験を展開しています。ドローンのサービス構想を紹介する動画も公開されているのでご覧ください。
ドローンでの運搬や気象条件、セキュリティ面など、多くの課題は残されていると思いますが、近い将来、ドローンが地方で商品を運搬する未来も実現するのかもしれません。