Googleにお金を払う人、Googleからお金をもらう人
今日、メールでGoogleAdSenseからの振り込みがありました、って連絡が来ました。具体的にいくら、とはもう言いませんけど僕には結構な大金です。
このお金自体はGoogleから支払われていますが、その元は広告主がGoogleに払ったお金ですよね。リスティング広告の世界というのも奥が深そう。広告を出す側の僕ら以上に広告主さんはたくさんの事を考えた上でお財布からお金を出している模様。
Google AdSenseから僕たちは広告料としてお金をもらってますけど、広告主はお金をそれ以上に支払ってますよね。普段は全然気にもしてないけど。
アフィリエイトブロガーの世界の片隅にいる僕としては「Googleに停止させられた」とか「アカウント消された」とか「ここまでなら怒られないよね」とか収益の報告はダメだとか「クリック単価が低すぎるぜ」とか好き勝手な事を言ってますが、広告を出す側の人だってきっといろんな事を思っているわけで。
実際にはなったことはありませんが、もし自分が広告を出している広告主になったとして世の中のブログを見たらどう思うだろうなあと言うのを考えました。それと「こういうブログに載せて欲しい」とか「こういうブログには乗せてほしくない」とかも。
広告主の気分になってみたら・・
短いブログ、すぐリンク先に飛んでいってしまう記事はいやだ
広告主って広告を見て欲しいわけじゃないですか、広告を見て広告に基づくサービスを買ってほしいわけじゃないですか。でもそれが載ってる記事自体が短文で数秒で見終わってしまうようなものなら、広告もあっという間に消されてしまうわけで。
リンクばっかりですぐ記事から飛んでいってしまうものとか、動画ばっかり貼ってあって記事に広告を載せる意義がなくなってしまうような記事には載せてほしくない。200字だからダメ、とか1000文字だからいい、とかというよりもじっくり広告を読むだけのゆとりがある記事に広告を載せてほしぃなあ。
良いブログに載りたい
読みやすい、理路整然としている、写真などがあってわかりやすい、面白い、勉強になる記事に広告を出して欲しい。逆に、面白いけど低俗なもの、下品な言葉を使うもの、性差別を助長するような画像、広告の品位まで問われてしまうような記事に広告を載せてほしくない。だって広告を見る人は記事の中に広告があるんだから、低俗な記事に載ってる広告も低俗な広告に見えてしまうじゃない。
だって・・・トイレの落書の中に自分のブログのURL書かれてたらいやでしょ?
誤クリックとか嫌、クリック助長するような文言とかも嫌
Google AdWordsってリスティング広告だからクリックされるごとにお金を支払う「クリック課金」というシステムじゃないですか。だから興味が無いのにクリックされるような「誤クリック」とかで請求されちゃうのは嫌なんですよ。それにブログの下によくあるような「クリックしてもらえたら嬉しいです」みたいな紛らわしい所に広告を貼られるのも嫌なんですよ。興味ないのにクリックされたらお金払わなきゃいけないから。
自分で「あ、この広告興味があるな、購買意欲をそそられるな、だからクリックしよう」と思うのはいいけど、それ以外でポチポチ広告を押されると広告主っていうのは無駄な出費をさせられている事になりますよね。
広告主の気持ちを考えるとGoogleの姿勢もよくわかる
Google AdSenseは審査が厳しい、ダメダメばっかりじゃないか、とか言いますよね。
読んだことがない、とか言わないの。必ず読んでおきましょう。
ここ、分かりやすかったです。
Googleがどうしてこれらについてきちんと禁止しているかを考えると、広告主に対して十分な配慮をしているからに過ぎません。当然ながらGoogleはGoogle AdSenseをするアフィリエイターにお金を「支払いたい」のではなく、広告主から広告の依頼をGoogle AdWordsで受けて広告を出すことで収益を得たいわけで。その収益を得るために広告主に対して「GoogleAdSenseで広告を載せるサイトというのはこのくらい違反、禁止事項について厳しくやってます」と見せることが他の広告サービスとの差別化になるわけですよね。
日頃GoogleAdSenseの顔色ばかり眺めているブロガーの方、すこし考え方を変えてみると記事の中身もちょっと変えようかと思うかもしれませんね。ただ、僕はアフィリエイターのように収益を目的としてブログを書いていません。検索上位に持って行きたいからタイトルに凝ったりもしません。難しいテクニックとかSEO対策とかはここでは書きませんので、そっちにご興味のある方はそちらに詳しいサイトを参考に。