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宇宙飛行士の油井さん帰国「重要な任務果たせた」2月22日 17時07分
国際宇宙ステーションから去年12月に地球に帰還した宇宙飛行士の油井亀美也さんが日本に帰国し、馳文部科学大臣に緊急物資の輸送など重要な任務を無事に成し遂げたことを報告しました。
国際宇宙ステーションに5か月近く滞在し、去年12月11日に地球に帰還した油井亀美也さんはアメリカやロシアでのリハビリを経て、20日に日本に帰国し、22日午後、馳文部科学大臣を訪ねました。
この中で油井さんは、長期滞在で最も印象深いこととして、去年8月、日本の宇宙輸送船、「こうのとり5号機」が宇宙ステーションにドッキングした際、みずからロボットアームでキャッチしたことを振り返り、「各国の宇宙輸送船で事故が続いていたこともあり世界の注目が集まりましたが、無事に緊急物資の輸送を成し遂げ、宇宙ステーションを救うことができました。その姿を父に見せることもできてよかったです」と報告しました。これに対し、馳大臣は「すばらしい任務を果たしていただき、感謝しています」とお礼を述べました。また、馳大臣が「宇宙で見る星や月は地球とは違うのですか」と尋ねると、油井さんは「透明度があって明るくきれいに見えました。宇宙から見ると星や月とともに地球も一緒に見えるのが幻想的でした」と答えていました。
懇談を終えた油井さんは取材に対し、「あすにでもまた宇宙に行きたい気持ちですが、当面は次に宇宙に行く大西宇宙飛行士のサポートに全力を尽くしたい」と述べました。
油井さんは23日、東京で記者会見を開くほか、来月21日まで日本に滞在し、出身地の長野県川上村をはじめ、全国各地で宇宙での長期滞在について報告会を開く予定です。
この中で油井さんは、長期滞在で最も印象深いこととして、去年8月、日本の宇宙輸送船、「こうのとり5号機」が宇宙ステーションにドッキングした際、みずからロボットアームでキャッチしたことを振り返り、「各国の宇宙輸送船で事故が続いていたこともあり世界の注目が集まりましたが、無事に緊急物資の輸送を成し遂げ、宇宙ステーションを救うことができました。その姿を父に見せることもできてよかったです」と報告しました。これに対し、馳大臣は「すばらしい任務を果たしていただき、感謝しています」とお礼を述べました。また、馳大臣が「宇宙で見る星や月は地球とは違うのですか」と尋ねると、油井さんは「透明度があって明るくきれいに見えました。宇宙から見ると星や月とともに地球も一緒に見えるのが幻想的でした」と答えていました。
懇談を終えた油井さんは取材に対し、「あすにでもまた宇宙に行きたい気持ちですが、当面は次に宇宙に行く大西宇宙飛行士のサポートに全力を尽くしたい」と述べました。
油井さんは23日、東京で記者会見を開くほか、来月21日まで日本に滞在し、出身地の長野県川上村をはじめ、全国各地で宇宙での長期滞在について報告会を開く予定です。