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高浜原発4号機 水漏れ原因判明 26日にも再稼働へ2月22日 20時34分
再稼働に向けて準備が進められている福井県の高浜原子力発電所4号機の内部で放射性物質を含む水が漏れたトラブルについて、関西電力は、水から不純物を取り除く設備に取り付けられた弁のボルトの緩みが原因だったと発表しました。再発防止の対策を取ったうえで準備作業を再開し、早ければ今月26日にも再稼働させる方針だとしています。
高浜原発4号機では、20日、原子炉建屋の隣にある建物で、原子炉から循環している放射性物質を含む冷却水、およそ34リットルが床などに漏れるトラブルがありました。
関西電力が調べたところ、冷却水から不純物を取り除く浄化設備の入り口部分の配管に弁を固定するためのボルトの一部が緩んでいて、弁と配管の間に隙間が出来ていたことが水漏れの原因と分かったということです。
関西電力は、弁と配管の隙間を埋めるシートを取り替え、ほかの弁についてもボルトの状態を確認するなどの対策を終えたということです。
そのうえで、早ければ今月26日にも原子炉を起動して再稼働する計画を原子力規制委員会に提出し、午後7時すぎには、当初、21日から始める予定だった原子炉の温度や圧力を上昇させる試験など、中断していた準備作業を再開したということです。
関西電力が調べたところ、冷却水から不純物を取り除く浄化設備の入り口部分の配管に弁を固定するためのボルトの一部が緩んでいて、弁と配管の間に隙間が出来ていたことが水漏れの原因と分かったということです。
関西電力は、弁と配管の隙間を埋めるシートを取り替え、ほかの弁についてもボルトの状態を確認するなどの対策を終えたということです。
そのうえで、早ければ今月26日にも原子炉を起動して再稼働する計画を原子力規制委員会に提出し、午後7時すぎには、当初、21日から始める予定だった原子炉の温度や圧力を上昇させる試験など、中断していた準備作業を再開したということです。